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AIU TOPICS

2015.06.29AIU People

~インタビュー~豊嶋朗子助教

今回は4月から着任した教職課程の豊嶋朗子(さえこ)助教にお話を伺いました。先生は高校生だけでなく、児童・生徒から社会人までの英語指導に幅広く携わってこられたそうです。

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豊嶋朗子助教

専門分野・研究内容について教えてください。
高校で教員として6年間英語を教えていましたが、「英語をどう学んだら英語力につながるのだろう」ということに興味を持ち、さらに研究したいと思い、大学院へ進みました。
次第に、学習方法だけでなく、「初期の学習経験が後の学習にどう影響するか、どのような経験をすれば学習継続につながるか」ということに興味を持ち研究してきました。


AIUに来る前は、どんなことをされていましたか

高校や大学で英語教師として勤務することが多かったです。AIUへ来る前には大学の講師だけでなく、児童・生徒から大学生・社会人の方まで、幅広い年齢の方を対象とした大学が経営する生涯学習機関でプログラムディレクターを経験し、英語学習に対する相談を受けたこともありました。また、英語が好きでないのに学ばなければならない理系の大学生に、英語を学ぶ意味と方法を考えさせる指導をしたこともありました。指導法を深く研究していくうちに「教員という仕事のやりがいやおもしろさ」に気付きました。


休日はどんなふうに過ごしていますか。

クロスステッチにはまっています。イギリスのヨークというところに留学をしていたのですが、2軒ある手芸屋には必ずクロスステッチのキットが売られてましたし、教会にもクロスステッチが使われているクッションがあったりと、クロスステッチが生活に根付いていました。×印を組み合わせて絵柄を描いていくという、シンプルな作業ですが、洋裁好きな祖母の影響もあるのか、時間があれば没頭してしまいます。無心になるのが、ある意味気分転換になります。

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先生が作成したクロスステッチ


教員を目指す学生へメッセージはありますか。

授業では理論だけでなく、私が経験した実践的な場面を組み合わせて紹介しています。どんな学生も高校生だった経験はあるので、同じような経験を教員の立場で考えてみてほしいと伝えています。
今は小学校から英語を学びますが、英語が苦手な人が「英語が嫌いじゃない」に変わるのは教師にかかっています。英語を学ぶ上で、高校が「英語が嫌いじゃない」に変える最後のチャンスになる場合が多いです。これをぜひ逃さないようにしてほしいです。
「英語が必要」という時代がやってきていています。そんなこと関係ないと思っている高校生が多くいるかもしれませんが、そんなことはないということを、ぜひ教員になって伝えていってほしいです。


最後に、学生へメッセージをお願いします。
学生という期間は、人生において短いです。その短い期間に悔いのないようにチャレンジしてほしいです。また、いい意味で個人主義になってほしいです。
イギリスに留学をしていた時に、この国は、他人に惑わされず、自分の意見を他人に強制せず、いろいろな考え方があっていいのだという、良い意味で「個人主義」な国だと感じました。
例えば、天気予報は日本と違って「天候は○○、最高気温は△△」というだけ。なので外を見ると半袖の人もいればコートを着ている人もいてバラバラで驚いたことを覚えています。
他人との調和や和を大切にするというのはもちろん良いことではありますが、周りを気にしすぎてつらくならないよう、いい意味の「個人主義」になってほしいです。