キャンパスライフ

学生寮

1年次の寮生活が義務

国際教養大学の新入生は、全員、入学から1年間を大学の敷地内にある学生寮「こまち寮」で生活します。「今、なぜ寮生活なのか?」と疑問を抱かれる方もいるでしょう。しかし、本学では、寮生活も大切な国際教養教育の一部であると考えています。

こまち寮では、日本全国から集まる学生のほかにも、世界各国・地域からの留学生たちが生活しています。共同生活では窮屈に感じることもあるでしょう。しかし、同世代の仲間たちがひとつ屋根の下で暮らすことで、社会性やたくましさが身に付きます。困難と遭遇するたびに、学生たちは自分自身と向き合い、仲間たち、そして大学の教職員と力を合わせて問題を解決する術を学んでいきます。この問題解決能力こそが、「なぜ寮生活なのか?」という疑問への答えであり、本学が育成する「世界を舞台に活躍する人材」に不可欠な資質なのです。

学生寮の紹介
こまち寮

こまち寮 間取り図

【ダブル仕様】 ※原則、2人部屋として使用

部屋数
184室 (バリアフリー1室を含む)
間取り
約14m2(7.5帖)
住居費
20,000円/月、230,000円/年間
[4月入学]前期:春学期分 100,000円、後期:秋学期分 130,000円
食費
28,800円/月、230,400円/年間
[4月入学]前期:春学期分 115,200円、後期:秋学期分 115,200円
※春学期と秋学期の2学期の食費。食費をキャンセルすることは出来ません。
※ゴールデンウィーク、夏休み(8月)、AIU祭2日間の昼食、年末年始、冬休み(1月~3月)の食費は含まれません。
※2016年度春学期実績

自分が自分の生活を決める

工藤 晴樹

AIUの新入生は、こまち寮への入寮が義務になっているため、同じ屋根の下に、新入生全員が生活をともにしています。慣れない英語での授業に疲れた時には、すぐに友達に会うことができます。僕も入学したてのころは、英語での授業が辛く、夜遅くまで友達の部屋で話していたことが何度もありました。辛いことを共有し、励まし合い、共に前に進んでくれる仲間がすぐそばにいます。また、逆に自分一人で考えたいことがある時には、自分の部屋で一人で過ごすこともできます。仲間はそれを応援してくれます。このように、こまち寮では自分の生活を自分自身で決定することができるのです。必要な時には寄り添ってくれる仲間がいて、自分で頑張ろうという時には一人になれる。こまち寮の生活は自己決定の訓練の場です。この経験は、将来、必ず役に立つと思います。

工藤 晴樹 Haruki KUDO(兵庫県/2015年入学)

こまち寮に力をもらっています

宗像 美月

私は入学当初、人と長い間一緒にいると窮屈に感じてしまうタイプでした。けれども、落ち込んで帰ったときにおかえりと迎えてくれて、顔色の悪さにすぐ気づいてくれるような人たちが周りにたくさんいることは、毎日私の力になっていきました。一緒に夜中まで課題に追われたり、朝起こし合ったりして共に様々なことを乗り越えるのは本当に楽しいです。また、すぐ近くに異文化が存在することもこまち寮の魅力です。世界各地からAIUに来ている人たちが、留学生という枠を超えて一人の住人として溶け込んでいるこのコミュニティーは、毎日が刺激と新発見にあふれています。今ではすっかり、ここでみんなと過ごす時間が大好きになりました。

宗像 美月 Mizuki MUNAKATA(京都府/2015年入学)

学生宿舎

学内には、こまち寮以外に学生宿舎として、ユニバーシティヴィレッジ、グローバルヴィレッジ、さくらヴィレッジがあり、1年間の寮生活を終えた学生や留学生が入居しています。

学生たちはキャンパス内で24時間、勉強やクラブ・サークル活動などに励んでいます。

学生宿舎の紹介
ユニバーシティヴィレッジ

ユニバーシティヴィレッジ 間取り図

【ダブル仕様:テーマ別ハウス】

部屋数
79室
間取り
26.9m2(1K+10帖)
住居費
19,000円/月
グローバルヴィレッジ

グローバルヴィレッジ 間取り図

【シングル仕様】

部屋数
100室 + バリアフリー4室
間取り
19.87m2(1K+5.2帖)
住居費
36,000円/月

【ダブル仕様】

部屋数
92室
間取り
26.08m2(1K+7.5帖)
住居費
20,000円/月
さくらヴィレッジ

さくらヴィレッジ 間取り図

【シングル仕様:3名の学生とシェアハウス形式】

部屋数
105室 + バリアフリー2室
間取り
55.48m2(1DK+〈5.3帖×3部屋〉)
住居費
36,000円/月

※学生宿舎は、すべての正規学生が入居できるわけではありません。希望者多数の場合は、抽選で決定します。入居できない場合は、学外の民間アパート等を探していただきます。
※家賃:1人あたり/月
※光熱水費は別途学生負担です。

テーマ別ハウス群の設置

スーパーグローバル大学創成支援事業に採択された本学の取組のひとつとして、24時間リベラルアーツ教育の推進を目指す「テーマ別ハウス群の設置」があります。この取組は、学びの場を大学における講義だけでなく、日本人学生と留学生が混住する宿舎まで広げるもので、共同生活をする学生たちが主体的に学修し、住居中心の「生活寮」から「教育寮」への進化を目指します。
2016年度春学期は、以下の施設をを設置します。

  • Fitness House(健康科学ハウス)
  • Romance Languages House(ロマンス諸語ハウス:通称スペイン語ハウス)
  • International Customs House(国際マナーハウス)
  • Entrepreneur House(起業家ハウス)
  • Nihongo House(日本語ハウス)
  • Japanese Arts and Culture House (日本芸術文化ハウス 通称ジャパンハウス)

レジデント・アシスタント(RA)

レジデント・アシスタント

学生寮および学生宿舎では、1年間の寮生活を既に経験し、新入生のお手本となる先輩たちが、レジデント・アシスタント(RA:通称アール・エー)として共に生活します。新入生の慣れない集団生活を支えるほか、RAは寮生や学生宿舎の居住者と協力しながら、健康的で住みやすい住環境づくりをサポートします。

見る、聞く、考える

和田 龍之助

RAになってから、様々な学生と触れ合う機会が増え、RAとして学生のことを少し違った角度で見ることを経験しました。今までの自分は、学生の中の一人であって、学生の立場から物事を考えることしかできませんでした。しかし、RAになってからは学生の声を聞き、学生の行動を見る立場として活動しました。その中で、ひとつ大切なことを学びました。多文化に触れ合うことのできるこの大学では、常にいろんな意見や考えが飛びかっています。交流も衝突もあります。だからこそ、自己主張をする前に、目を擦って、耳を澄ませ、周りの意見を理解したうえで、自分の意見を伝えられるように、自身の考える力を育てる事が大切です。こまち寮での経験は、どんな問題でも対応できるよう皆さんを成長させてくれるはずです。

キュウ ユインテイン Yun-Ting CHIU(台湾/2014年入学)

より快適な生活を

石原 杏奈

グローバルヴィレッジには、主に留学生と留学から戻った日本人学生が居住しており、国際教養大学の中で最も英語が使われている学生宿舎といえます。様々な文化的背景を持つ人が共に生活しているため、文化や言語の違いによる壁があります。しかし、共同生活をしていく上で人と人との間で衝突があるのはむしろ当然であり、それらの壁を少しずつ取り払うお手伝いをすることが私たちRAの最も重要な役割だと私は考えます。私たちRAの最優先事項はみなさんの快適な生活です。いつも優しく、でも時には厳しくみなさんに接しながら快適なコミュニティーを形成していこうと思っています。みなさんの大学生活を全力でサポートします。

朝倉 一輝 Ikki ASAKURA(三重県/2015年入学)