国際教養大学の教学理念

国境を越えて多面的な交流が進むグローバル化の時代には、多様な価値観や世界観を互いに認め合い、広く英知を集めて諸問題の解決に努めながら、それぞれが未来を切り拓いていく力が求められています。国際教養大学は、平成16年の開学以来、「国際教養(International Liberal Arts)」教育という新しい教学理念を掲げ、英語をはじめとする外国語の卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、グローバルな視野を伴った専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成し、国際社会と地域社会に貢献することを使命としています。

学長メッセージ

鈴木典比古
国際教養大学 理事長/学長
鈴木 典比古

国際教養大学は、2004年の開学から10年を迎えました。「グローバル人材の育成」を目標に掲げ、「国際教養(International Liberal Arts)」という新たな教学理念を立ち上げ前進してきた本学は、今、「グローバル・リーダー人材の育成」という、さらに高い目標に向かって動き始めています。情報・通信技術の発達により、私たちは電子機器を通じて全世界の人々と繋がることが可能です。世界中のどこにいても「個人対全世界」という構図が成り立つ社会のなかでは、「個」を確立することが求められていきます。

自分の個とは何なのか、自分とは何者なのか、学生が自ら学ぶ意欲を持ち、自ら学ぶ姿勢を身に付けることで、自分に対する絶え間ない問いへの答えの発見と自己実現へ繋がっていくのです。そのためには、「teaching」の場から「learning」の場へと、大学そのものを転換していかなければなりません。グローバル化の進展する現代社会において、グローバル人材を輩出することは高等教育機関にとって必須の課題であり、さらにその中でも、グローバル・リーダーたるべく人材を輩出していくことで、本学は日本の高等教育の牽引役としてありたいと考えています。