招聘教員による特別講義「東ヨーロッパの政府と政治」

コース名:「ヨーロッパにおける社会政策:福祉国家及び家族と高齢化」
招聘講師:エリナ・ブリュッチーン先生(ウェブスター大学ウィーン校、オーストリア)
実施期間:2015年5月11~15日

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ウクライナ内戦、クリミアへのロシアの政治展開、バルト諸国の領土問題-このような東欧問題が世界の経済と政治バランスを揺るがしている一方で、スロベニアのように一部の国は模範的な民主主義国の様相を呈しています。政治学者が注目するこの東ヨーロッパの状況には本学の学生も関心を示しており、例年多くの学生が東欧諸国を留学先に選んでいます。

2015年5月11日から15日にかけて、海外招聘教員による特別講義「東ヨーロッパの政府と政治」が開講されました。講師にはウェブスター大学ウィーン校(オーストリア)で国際関係論を専門としているエリナ・ブリュッチーン助教をお招きしました。ブリュッチーン先生はヨーロッパのエネルギー政策や安全保障問題を研究されています。

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この講義では、東欧問題の政治的および経済的要因に関する従来の研究への理解を深めると同時に、最近の研究の傾向についても分析しつつ、特にロシア連邦の役割や政策に注目しました。「中東欧」とは何かを確認することに始まり、東欧問題が歴史的にどのように発展してきたのかだけでなく、「経済はどのように変化するのか」や「民主主義とは何か」などの本質的な問いについても考察しました。

学生からは「授業では概念がきちんと説明され、常に要点が押さえられていたところが特に良かったです。」という声が多く寄せられました。また、リトアニアに留学していた学生は「留学先ではバルト諸国の歴史や動向について勉強していましたが、当時学んだことと今回の講義内容とを関連付けることができました。この地域についてもっと勉強したいと思います。」と話していました。ブリュッチーン先生は「今回の講義はとても楽しかったです。学生は講義内容についていこうと勉強に励んでいましたし、ディスカッションにもとても積極的に参加していました。」と語ってくださいました。

世界を取り巻く喫緊の課題について本学の学生が学べるような機会を、この海外招聘講義シリーズを通して、今後も提供していきたいと考えています。

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