招聘教員による特別講義「東アジアにおける地域主義の可能性」

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コース名:「東アジアにおける地域主義の可能性」
招聘講師・所属:北村 隆則 教授香港中文大学、香港)
実施期間:2017年2月20日〜2月24日
コード:GSP368 シラバス(英語)

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「近年東アジア地域では、各国の政治・経済情勢の変動により『パワーシフト』と呼ばれる現象が起こっています。歴史的に見ても、パワーシフトが起こるとその地域が不安定になる傾向があり、東アジアでも今後、その可能性が懸念されます。」2017年2月にAIUで開講された海外招聘講義「東アジアにおけるの地域主義の可能性」で講師を務められた北村教授は、こう語られました。

講義では、日本を取り巻く東アジア情勢をヨーロッパ連合(EU)など他の地域連合における経験と比較・分析し、東アジアの地域主義が抱える課題について検証しました。北村先生は現在、香港中文大学で東アジアの政治経済及び地域統合について教鞭を執られていますが、中国、フィリピン、ギリシャ、香港、ニューヨーク国連代表部で日本大使または領事などを歴任し、外交の最前線で活躍されてきました。今回の講義では学生が6つのグループに分かれ、それぞれのグループが一国の代表団であるという想定で「北朝鮮の核開発をどのように止めるか」というテーマについて6か国モデル会議を行い、来るべき東アジア地域の課題について議論しました。

北村先生は、「学生たちは非常に熱心に授業に取り組んでおり、授業テーマについての関心も高く、また知識も豊富だった。英語力も高かった。」と、AIU生の印象を述べていました。またAIU生は、「モデル会議では、日本以外の国の視点で地域の課題を考えることができて、とても有意義だった。」「今までは、地域統合体というとEUのことばかり連想してきたが、今後は東アジア地域の連携や平和について考えていきたいと思った。」などと振り返っていました。

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最後に、「みなさんとても頑張って勉強していますが、これからも継続していってください。国際社会で活躍していくには、インターネットの普及により情報過多となっている中で、重要な情報を取捨選択し、そして自分のものにしていく力、「集中」と「選択」の力を身に付けることが大事です。」とのメッセージを学生たちにくださいました。

この海外招聘講義は、AIUグローバル人材育成推進事業の取り組みとして実施されています。

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