機構長の挨拶

アジア地域研究連携機構長熊谷嘉隆

アジア地域研究連携機構長
熊谷嘉隆

平成27年4月1日をもって、国際教養大学・地域環境研究センターと東アジア調査研究センターは統合し、アジア地域研究連携機構として新たなスタートを切りました。これから本機構は、秋田県が抱える多様な問題を、東北、日本、アジア、そしてグローバル社会の枠組みで検証し、その打開策についてもその枠組みで探っていきたいと思います。

本機構は三つのミッションを掲げております。ミッション1はアジア地域研究の深化、ミッション2は学際連携研究の推進、そしてミッション3が地域貢献・政策提言の発信です。本機構はミッション1とミッション2に全力で取り組みつつ、その成果をミッション3として秋田県が直面する様々な課題解決に対して活用したいと思っております。

秋田の農山村地域が直面する基幹産業の斜陽化・過疎化がどのようにグローバル化と連動しているのか、秋田県産品の日本そしてアジアにおける立ち位置、ロシアにおける消費動向と秋田県産品輸出の可能性、秋田県における介護体制の強化とアジアからの介護人材供給との接続性、秋田の観光振興とアセアン諸国における旅行需要の高まり等、秋田県は今後否が応でも従来より広い枠組みで物事を検証し、そして様々な取り組みを行う必要があります。そのために必要なのはアジアを多角的にしっかり理解することです。本機構は機構所属及び学内外の多様な専門性を持つ研究者にも研究の場を開放し、アジアを様々な角度から研究し、その成果を秋田県の発展のために活用していくつもりです。皆様の御理解と御支援をどうかよろしくお願いいたします。