秋田公共交通情報プロジェクトが土木学会インフラデータチャレンジで審査員特別賞を受賞!

土木学会インフラデータチャレンジ(IDC) (主催:公益社団法人土木学会)データ部門に応募していた本学アジア地域研究連携機構の秋田公共交通情報プロジェクト(代表:豊田哲也教授)が、4月25日(木)審査員特別賞を受賞しました。

IDCは、近年発展著しいAI、ICT等の革新技術を土木分野の課題解決に適用すること、さらには土木とICTの融合を促進する機会を創出することを目的に、2018年5月から土木学会が開催しているコンテストで、データ・ICTを賢く活用し、インフラ管理や利用者が抱える課題を解決するアプリケーションやアイディアなど、全国から様々な応募が寄せられました。

秋田公共交通情報プロジェクトの「秋田県内の公共交通データ全線のGoogleマップ掲載」事業は、インフラ部門のデータ活用における斬新なアイディアが評価され、今回の受賞に至りました。

 

 

PDFで送った賞状を印刷し、Googleマップの画面前で掲げる豊田教授の写真

秋田公共交通情報プロジェクト 代表:豊田哲也 教授

車内告知用ステッカー

告知用ステッカー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受賞にあたって、このプロジェクトに込めた想いなどを、豊田教授に聞きました。

 

秋田公共交通情報プロジェクトとは何ですか?

秋田県内では3社の民間バス会社に加えて、自治体の運営・運行するコミュニティバスやオンデマンド交通など各種の公共交通機関がありますが、いざ乗ろうと思っても時刻や運賃を調べるのが大変でした。それをGoogleマップで網羅的に検索できるようにしたのが、この「秋田公共交通情報プロジェクト」です。

毎年多くの方々が秋田県を訪れています。海外からの観光客も増加しています。国際教養大学でも外国語での案内支援や、留学生にも協力したモデルツアーへの参加など、様々な形で県内観光の振興に携わっています。世界で多くの人が利用しているGoogleマップ内に県内の公共交通情報を統合することで、秋田に来てくれた人たちにとって、少しでも県内での移動が簡単になり、秋田を楽しんでもらえればと考えています。

 

具体的に、どのような取組なのですか?

プロジェクト実施以前から県内の鉄道、高速バス及び秋田空港リムジンバスはGoogleマップに掲載されていましたが、これらに加え、2018年9月までに秋田県内の民間バス会社3社の路線バス、16の市町村のコミュニティバス(オンデマンド運用の路線を含む)及び秋田エアポートライナー(主要観光地へのオンデマンド定時タクシー路線)の情報を、交通情報ファイル形式(GTFS形式)にまとめ、無料でGoogle社に提供しました。これにより、Googleマップ上で県内の全ての公共交通の網羅的な経路検索が可能となりました。公共交通の網羅的なGoogleマップ検索が可能となったのは、47都道府県の中で秋田県が初めてです(秋田公共交通情報プロジェクト調べ)。

 

受賞にあたって、メッセージをお願いします。

秋田公共交通情報プロジェクトは、今後も、県内の各事業者と協力しながら、秋田県の公共交通の利便性の維持のための取り組みを続けます。どうぞよろしくお願いいたします。