「協働教育プロジェクト(International Collaboration Project)」は、海外の大学と協働で課題解決型科目を提供し、多様な価値観や意見が存在する環境で、渉外力、調整力、事象分析力、柔軟性・協調性など、グローバル社会で指導力を発揮できるための基礎能力を学生に身につけさせることを目的としたプロジェクトです。

国際教養大学は、「国際教養(International Liberal Arts)」という教学理念を掲げ、英語をはじめとする外国語の卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、グローバルな専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成し、国際社会と地域社会に貢献することを使命としてきました。1年間の海外留学の義務付けや、キャンパス内での留学生との交流、本学で開催される国際会議・シンポジウムへの参加など、これまでもグローバルな経験を積むためのさまざまな機会を学生に提供してきましたが、さらなる取り組みとして、「協働教育プロジェクト(ICP)」が始まります。

「協働教育プロジェクト(ICP)」は、「課題解決型プロジェクト(Project-Based Learning)科目」の実施と、「教員協働プラットフォーム(Faculty Collaboration Arena)」の構築という二つの柱からなっています。「課題解決型プロジェクト(PBL)科目」を本学カリキュラムに導入すると同時に、「教員協働プラットフォーム(FCA)」を通して本学の取り組みを広く世界に発信していきます。平成23年度の文科省補助金「国際化拠点整備事業費補助金(大学の世界展開力事業)の採択を受け、まずはアメリカの大学との協働教育プロジェクトを実施していきます。

プログラムの目的
グローバル社会で指導力を発揮できる人材の育成

グローバル化が進んだ現代社会は、速いスピードで急激に変化していきます。そうしたグローバル社会でリーダーシップをとるには、自ら考え、行動し、英語をはじめとする外国語でコミュニケーションをとりながら、さまざまなバックグランドを持つ仲間と力を合わせ、課題を解決する力が必要です。「協働教育プロジェクト(ICP)」では、アクティブ・ラーニング型の「課題解決型プロジェクト(Project-Based Learning:PBL)科目」を実施し、グローバル社会で活躍できる「課題解決型の人材」の輩出を目指します。また、PBL科目を協働で実施する米国大学教員との学術交流を目的とした「教員協働プラットフォーム(Faculty Collaboration Arena:FCA)」を立ち上げ、教員交流を活発に行うことで、本学教員の国際的資質を高め専門性を強化します。

成果の公表
学生による報告会の実施と、科目運営に関するワークショップ、シンポジウムの開催

日米のフィールドリサーチ終了後、PBLの成果をそれぞれの調査地での報告会で発表します。PBL実施に関わる教員を中心に構成する日米教員協働プラットフォーム(FCA)では、PBLの実施・評価など教授法に関する情報交換を積極的に行い、ワークショップ、シンポジウムなどを開催することで、その成果を国内外に周知します。PBLおよびFCAの取り組みは、ホームページで随時公表していきます。