科目前半終了と成果報告会(米国)

昨年に引き続き、本学とディキンソン・カレッジ(米国ペンシルバニア州)は、「地域コミュニティと高齢化対策」をテーマに、5月下旬から7月半ばの約7週間にわたり協働課題解決型科目を開講しています。 今年は、両大学が所在するハリスバーグ(ペンシルバニア州の州都)、秋田市(秋田県の県庁所在地)を対象に、両校の学生各4名からなるチームが、高齢者の生活の質に関する調査を行います。

前半はアメリカで実施され、学生チームは、ディキンソン・カレッジ周辺の郡、州の高齢化対策部署や病院、老人介護施設等を訪ね、官民それぞれが提供する高齢者福祉サービスがどのようなものかを学びました。さらに、地域の高齢者を対象に、心身の健康と社会との関わりとが高齢者の生活の質にどのように影響しているか(Health Related Quality of Life)、その関連性を探るアンケートと聞き取り調査を行いました。

6月13日(土)、アメリカでの全日程を終えた学生チームは、ディキンソン・カレッジで成果報告会を行い、アメリカの高齢者における「老後」の現状と彼ら自身の眼差しによる「老い」の定義についての分析を発表しました。発表では、数的データや、回答者に共通するキーワードをまじえながら、信仰が精神的な健康に与える役割、出身民族・文化による健康認識度、米国の高齢者が考える「自立」した生き方とは何か、その文脈で高齢者介護施設にどのようなイメージがあるのかなどの考察が提示されました。

チームはこの後、日本へ移動し、米国との文化的、制度上の違いを踏まえて、同様の調査、比較を行います。

発表の模様

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