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伊東祐郎教授が文化庁長官表彰を受賞

12月6日(金)、令和元年度の文化庁長官表彰式が行われ、本学専門職大学院日本語教育実践領域(JLT)代表の伊東祐郎教授が、日本語教育の発展に多大な貢献をしたとして文化庁長官表彰を受賞しました。

この賞は、永年にわたり日本の文化の振興に貢献、もしくは日本文化の海外発信や国際文化交流に貢献した人々の功績をたたえるもので、文化庁長官が決定するものです。東京外国語大学の副学長などを歴任してきた伊東教授は、2019年4月からJLTの領域代表を務めており、日本で暮らす外国人への日本語教育の継続的な取り組みが評価されました。

賞状を手にした伊東教授の写真

表彰状を手にした伊東教授からは「日々、一所懸命に取り組んできたものが、このような形となったことがうれしい。日本語教育に対するニーズの多様化に合わせて、新しいことに前向きに挑戦してきたことが受賞につながったと思う」という一言とともに、日本語教育を志す若手に向けてのメッセージをもらいました。

「国内外でのグローバル化の進展や、国内での外国人材の積極的な登用により、日本語教育の規模や多様性、そして重要性は益々増えていく。日本語教育は注目されにくい分野ではあるが、これに携わる人材は社会の動きを注視しながら、自分たちが『人と人』そして社会をつなぐグローバル社会の一翼を担っているのだ、という役割と使命を忘れずに活躍してほしい。」