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教員学生対決2019:学生チームが副学長チームとディベート対決!

7月16日(火)、本学コベルコホールでAIU英語ディベート部(AIU Debating Society; AIUDS)主催の討論会イベント、「教員学生対決2019(Professors VS Students Debate 2019)」が開催されました。これは教員と学生がそれぞれ三人一組になって英語で論戦を行う恒例の討論イベントです。

両チームの写真

(上段・学生)左から原田さん、堀さん、沼さん(下段・教員)左からドーティ教授、堀井助教、マッキャグ副学長(当時)

教員代表として、ピーター・マッキャグ(Peter McCagg)副学長(当時)、英語集中プログラム(EAP)代表のパトリック・ドーティ(Patrick Dougherty)教授、そしてグローバル・スタディズ課程の堀井里子助教をメンバーとした教員チームと舌戦を交わしたのは、AIUDSの原田志帆さん(4年)、堀晃希さん(3年)、沼ひかりさん(2年)です。

学生スピーチの写真

対決では「英国議会討論スタイル」と呼ばれる討論規則が適用されました。これは対決する2チームが、法案を提案する与党とそれを批判する野党に分かれ、双方の主張を聞いた議場(聴衆)の投票により勝敗(法案の採否)が決まる、というものです。制限時間は準備20分、各スピーチ5分。今回の議題となる法案は「技術的に可能であることを前提に、本議会は人々に余命の売買を許可すべきである(Assuming feasibility, this house should allow people to buy and sell their lifetime years)」でした。

与党役の学生チーム原田さんが「余命の売買は個人のライフプランの設計を柔軟にし、生活の質を向上させることに役立ち、特に貧困層が利益を受ける」と主張すると、野党役の堀井助教は「市場は特権階級に支配されているので、余命の売買の合法化は貧困層の一層の搾取につながり、ある種の奴隷制をもたらしてしまう」と指摘するなど、両チームとも具体例を挙げながら相手チームの議論に的確に反撃し、熱いディベートを展開しました。(与党役と野党役はじゃんけんで決めたもので、ここでの主張は個人の信条等を反映するものではありません)

学生をはじめとした96名の聴衆による投票の結果は、50対46で、野党・教員チームの勝利となりました。

集合写真

AIU英語ディベート部は、6月に行われた若葉杯(全国の大学ディベート部が集まって開催される新人大会)や8月初めに行われた銀杏杯(大学ディベート部の全国大会)において優勝するなど、活躍中です。今後も応援をよろしくお願いします。