【オススメの一冊シリーズ】No.10 国際教養大学2年 圡方 眞佑子

秋田では雪が降り始めました。ストーブやこたつで温まりながら、ゆっくりと読書を楽しみませんか。

「本のコロセウム」をテーマに「本と人との出会いの場となる劇場空間」としてデザインされた中嶋記念図書館は、勉学に打ち込む「知の闘技場」でもあります。

そんな中嶋記念図書館の蔵書から、本学の教職員・学生が厳選する「私がオススメする一冊」を聞きました。

シリーズ第10回は、本学2年生 圡方 眞佑子さんの「オススメの一冊」をご紹介します。

プロフィール

圡方 眞佑子

• 小説がとても好きで、ファンタジーのシリーズものをよく読みます。
• これからはもう少し洋書を読む機会も増やしていきたいと思っています。

おすすめの一冊

上橋 菜穂子 「精霊の守り人」 （偕成社）

ISBN：9784035401506

この本を選んだ理由

上橋菜穂子さんの著書で「獣の奏者」は知っているけど「精霊の守り人」は知らない、という人は多いのではないでしょうか。この本は私がおすすめの小説を聞かれたら一番に答える本であり、ぜひ多くの方に知っていただきたいと思い、選びました。

メッセージ

本を読む方、アニメを見る方、ドラマを見る方、漫画を読む方、多くの方がその作品の中に好きな登場人物を見つけると思います。一方でこの本の登場人物は人の良い面、悪い面がうまく描かれていて、一概に好きや嫌いという判断ができない登場人物ばかりです。児童文学でありながら、大学生や大人でも考えさせられる、そしてハッとさせられる言葉の多い作品となっているのでぜひ手に取っていただけたら幸いです。

今回ご紹介した本は、本学中嶋記念図書館の児童書コーナーで取り扱っています。本の詳細はこちらからご覧いただけます。

中嶋記念図書館では、本学学生と教職員を対象に図書購入依頼を受け付けているほか、本学学生を対象に図書郵送貸出サービスを実施しています。

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