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裁判員制度についての講演会を開催

11月16日(水)に、秋田地方裁判所裁判官の川島 堤様を講師にお招きし、裁判員制度についての講演会を開催しました。最初に、裁判官の仕事や裁判の種類について解説いただき、続いて裁判員制度について詳しく説明していただきました。

講演会の写真

令和4年4月1日から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、令和5年1月1日以降には18歳・19歳の方も裁判員に選ばれる可能性があります。本学の学生にも裁判員制度を身近に感じてもらい、より関心を深めてもらうために、秋田地方裁判所委員で本学の専門職大学院グローバル・コミュニケーション実践研究科の日本語教育実践領域に所属している左治木 敦子准教授主催のもとで、本講演会の開催に至りました。

講師の説明の様子
一つひとつの質問に対し、詳しく解説していただきました。

最後の質疑応答の時間には、「秋田県ではどのくらいの頻度で裁判員裁判が開かれているのか」、「裁判員になる確率はどのくらいなのか」等の質問が挙がり、参加者たちの当事者意識の高さが伺えました。

また、講演に参加した学生からは、「裁判員制度は自分に関係ないと思っていたが、講演会を聴講し、自分も選ばれる可能性があるということが分かり、選ばれた時の心構えができた」、「裁判員に選ばれるまでの流れがよく分かった」、「裁判員制度とは何か、制度の目的がよく分かった」等の感想が寄せられ、裁判員制度について、裁判員の方から直接話を聞くことができる貴重な機会となりました。