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中嶋記念図書館

図書館長からのメッセージ

大学図書館:24時間365日の知的交流の場

豊田 哲也図書館長の写真

学生たちは他者との知的な出会いの中で学びます。大学の教室が同時代に空間を共有する人々との出会いの場であるとするならば、図書館は文字を通じて様々な時代の様々な国々の人々との出会いの場です。中嶋記念図書館は「図書のコロセウム」をコンセプトとし、秋田杉をふんだんに使った半球型2階建ての空間に、学生たちを24時間365日暖かく受け入れ、好きな時に好きなだけ本に出会える場を提供しています。

2020年-2021年のコロナ禍は、大学の空間的なあり方に大きな影響を与えました。対面講義でしか実現できない学びとは何なのか、空間を共有するキャンパスでの学びとは何なのか、大学という学びの場のあり方そのものがあらためて問われることとなりました。図書館について言えば、図書館という物理的な空間の中で、本を手に取って読むという行為の価値があらためて問われることとなりました。

かつては図書館でしか出会うことのできなかった図書の多くが、現在は仮想空間上で閲覧可能となっています。中嶋記念図書館はデータベースや電子ジャーナルの導入にも積極的に取り組み、英語の学術電子書籍40万タイトルを含め充実した電子資料を提供しています。しかし、図書の電子化が進み、知的ストックへのアクセスが容易になっているからこそ、図書館という現実空間で、生身の人間としてしか体験できない知的な出会いの大切さが再認識されることとなりました。

中嶋記念図書館は地域の方々の来館も歓迎します。コロナ禍が完全に収束し次第、学外の方でも平日午後10時まで、土日祝日午後6時まで利用できるようになります。国際教養大学は地域の人々に支えられて存在するものであると同時に、国際社会に貢献する人材を生み出すために存在するものでもあります。その中心にある中嶋記念図書館も、地域と大学と世界をつなぐ知的交流の場としてオープンであり続けなければならないからです。

皆様のご来館をお待ちしております。

図書館長 豊田 哲也