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大学概要

大学の新たな取組

The New Initiative Project

21世紀のグローバル社会では、多様な価値観や世界観を互いに認め合い、個々の英知を集めて諸問題の解決に努めながら、ともに未来を切り拓いていく力が求められています。国際教養大学は、卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、そしてグローバルな専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成し、国際社会と地域社会に貢献するため、世界標準の「教養教育」を確立し、日本から世界へ向けて発信していきます。

1. 日米協働課題解決型プロジェクト

大学の世界展開力強化事業(2011年度〜2015年度)

PBL(Project Based Learning)は、特定のテーマの中での疑問点や課題を学生自身が考え、それらに自主的に取り組み、「解」を見つけ出す学習方法です。本学では、米国の大学と協働で、日米両地域でフィールドトリップを行うPBL科目を提供してきました。これまで、オレゴン州立大学、サンフランシスコ州立大学、ユタ大学、ディキンソン・カレッジ、カリフォルニア大学バークレー校、オレゴン大学とPBL科目を開講し、限界集落、高齢化社会、移民問題などといった地域社会に根差したテーマに取り組みました。

米国NIKE社フットウェア開発部門でのフィールドワーク

米国NIKE社フットウェア開発部門でのフィールドワーク

石田宏香

実在する問題に対して、学生自ら解決策を見つける。そんな経験をアメリカの学生と共にしたいと思い、PBLに参加しました。30人を超える地域の方々に話を伺い、その中で得た情報をどう整理するかがとても難しかったです。普段の授業とは違って、自分たちが主体的に動かなければ何も生まれない。そんなプレッシャーの中で壁にぶつかることも多くありました。しかし、リアルな現場に行ったからこそ生まれた考えを学生同士でぶつけ合うことで、最終的にはチームとしてアイデアを提案することが出来ました。

石田 宏香 Hiroka ISHIDA
2015年夏、オレゴン大学(米国)とのPBL科目
INT341:Local Contribution of Universities in Japan and the U.S.を履修

国際教養大学 協働教育プロジェクト

2. 海外大学教員による特別講義

経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業(2012年度~2016年度)

提携大学やその他の海外大学などから本学に教員を招いて、1~2週間程度の特別講義を開講しています。海外大学の教員が、それぞれ専門としている分野の講義を行うため、学内にいながらにして、海外の最新講義を受けることができます。交換留学前の学生には、留学先での授業を事前に体験できるよい機会でもあり、また留学後の学生には、留学先以外の海外大学の教員の授業を受けることができる貴重な機会です。

門間次郎

スレンダー先生の授業は内容や構成が良く練られていて、生徒から話を引き出すのも上手でした。日英の基本的な医療政策の違いや問題から始まり、議論、プレゼンテーションと、1週間とは思えない密度で授業が進められ、日本の医療制度が世界的に評価されている理由が理解できました。有名大学の教授による授業という緊張感がありつつも、力試し・問題意識を持つ場として活かせる良い機会だったと思います。後輩の皆さんには、留学以外で海外の教授と関われるこうした機会を積極的に活用し、自身の成長に繋げて欲しいです。

門間 次郎 Jiro MOMMA
2015年9月、オックスフォード大学(英国)レベッカ・スレンダー教授による
GBP344: Introduction to Health Care Policy and Systemsを受講

国際教養大学 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援

3. 英語教育の改革

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

イングリッシュビレッジ

イングリッシュビレッジの様子

小中高校生を対象とした、「英語で英語を学ぶ」イングリッシュビレッジを開講しています。講師となる本学の学生(大学院生、学部生、留学生)は、事前に担当教員からトレーニングを受け、英語で小中高校生向けに授業をするという経験から、自律的かつ能動的に学習する姿勢を身に付けています。秋田県内の児童・生徒に限らず、県外の小中高校生も参加しており、国際教養大学というグローバルな環境の中での英語学習を楽しんでいます。

ティーチャーズセミナー

ティーチャーズセミナーの様子

秋田県内外の小中高等学校の英語教員を対象とした、ティーチャーズセミナーを開講しています。ティーチャーズセミナーでは、「英語で英語を教える」ことの原理的理解、実践的教授法、クラスマネジメントなどについてのワークショップを実施します。本学がこれまで培ってきた英語教育の実践的方法論を社会に還元し、初等・中等教育の現場でグローバル人材の育成を促進することを目的とした、リカレント教育としての機能を果たしています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

4. 海外大学とのパートナーズプログラム

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

本学が留学生用に提供しているパートナーズプログラムは、本学の教員と海外大学の教員が共同で開発した日本研究プログラムです。プログラムに参加している海外大学の学生が1ヶ月ほど本学に滞在し、本学ならではの科目を履修します。

ANUとのパートナーズプログラム、上級日本語・秋田学冬期集中プログラムの様子

2016年冬期プログラムでは「上級日本語・秋田学」というプログラムが開講され、オーストラリア国立大学の学生が、秋田の人々と触れ合いながら大都市圏とは異なる日本社会を体験し、秋田の気候風土、歴史、伝統工芸、祭り、食文化などについて学ぶと同時に、少子高齢化や過疎化の問題など日本の地域社会が抱える問題についても学習しました。

Shelly Knock ANU

I enjoyed going out to the more rural parts of Akita and being able to experience its culture firsthand. Sometimes the very cold weather made it a little difficult to properly appreciate things, but I loved seeing the old samurai houses and going to all the various museums and such. Another good thing was that we went to more out of the way places, so there were less people around. Last trip to Japan I went on we went to more popular spots with lots of tourists. But the field trips on this course were very quiet which I thought was pleasant.

Shelley KNOCK
The Australian National Universityの学生、
2016年冬、JPL472上級日本語・秋田学冬期集中プログラムを受講

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

5. テーマ別ハウスによる24時間リベラルアーツ教育

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

学生寮や学生宿舎は、これまでは学生生活を支援する生活の場としての「生活寮」として考えられてきましたが、本学ではこの「生活寮」を「教育寮」に換え、寮生活の中でもリベラルアーツ教育を行うことができるよう、テーマ別ハウスを導入しました。特定のテーマのもと集まった日本人学生と留学生とがハウス(学生宿舎)で1学期間の共同生活を行い、それぞれのテーマに基づいた活動に取り組んでいます。2016年度は、Multicultural House、Romance Language House、Entrepreneur House、Japanese Cultural Houseなどのテーマ別ハウスが開設されています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援