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大学概要

大学の様々な取組

AIU’s Unique Programs and Activities

21世紀のグローバル社会では、多様な価値観や世界観を互いに認め合い、個々の英知を集めて諸問題の解決に努めながら、ともに未来を切り拓いていく力が求められています。国際教養大学は、卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、そしてグローバルな専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成するとともに、国際社会と地域社会に貢献するため、世界標準の「教養教育」を確立し、日本から世界へ向けて発信していきます。

1. 国際協働課題解決型プロジェクト

International Project-Based Learning

提携校をはじめとする海外大学と連携して、様々な国際協働PBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)科目を開講しています。これらのPBL科目では、本学と海外大学の学生たちがグループを組み、国内外におけるフィールドワークなどを通じて、実社会に存在する具体的な課題についてグローバルな視点から解決策を探ります。学生たちは、仲間との協働を通じて、実践的な課題解決力、調整力、異なる価値観への寛容性を身に付けていきます。2016年度は、グリーン経済(マレーシア工科大学およびマレーシア・サバ大学とのPBL科目)、移民問題(カリフォルニア大学バークレー校とのPBL科目)などに取り組みました。

調査で訪れたキナバル公園で、調査チームのメンバーと。左から2人目が松井さん。

調査で訪れたキナバル公園で、調査チームのメンバーと。左から2人目が松井さん。

PBLでは、現実的な問題を取り扱うため、授業や机上の学習では味わえない緊張感があり、自分が発する意見の重さを体感しました。この中で、自分の意見を多様な背景を持つ仲間に発信できたことは自信につながったと同時に、他者と相互理解し、協働することの難しさも実感することができました。PBLは、AIUでの学びや経験を実践する上で最高の機会だと思います。

松井 麦 Baku MATSUI
2016年8月、マレーシア工科大学、マレーシア・サバ大学とのPBL科目
INT331「グリーン・エコノミーへの多面的検討」を履修

フィールドワークで訪れた秋田県横手市にて、かまくら館で。左から3人目が宮城さん。

フィールドワークで訪れた秋田県横手市にて、かまくら館で。左から3人目が宮城さん。

高校で留学した際に移民が多い地域で生活したことから、移民の受け入れに興味がありました。多くの移民コミュニティを訪れる中で、背景の異なる人々を「移民」と一括りにするのではなく、それぞれグループの特性や、日本とのつながりを知る必要があることを学びました。今後も自ら現地に足を運び、当事者の声に耳を傾ける姿勢を大事にしたいです。

宮城 萌依 Mei MIYAGI
2016年7月、カリフォルニア大学バークレー校とのPBL科目
GSP394「日本におけるトランスナショナル・コミュニティと移民の社会統合」を履修

2. 企業との連携による寄附講座

Private Sector Funded Course JR東日本寄附講座科目(2015年度〜)

本講座は、JR東日本秋田支社と本学が結んだ連携協定のもとで開講するPBL型講義で、「低迷する東北の観光」という社会的課題の解決を目指すものです。講義では、貴重な地域の遺産を保全しながら観光資源化し、持続的発展に役立てる方法を学びます。受講生は同社の寄附金を活用して観光地の現地調査を行い、調査成果をJR東日本社員や自治体職員らに報告する経験を通して、広い視野と実践的な課題解決力を身に付けます。

秋田県横手市の農家民宿で、地域の方と。右中央が本橋さん。

秋田県横手市の農家民宿で、地域の方と。右中央が本橋さん。

秋田は観光名所がたくさんあるわけではありません。しかし、実際に秋田の様々な場所を訪れ、そこに住む人々の話を聞きました。そこで見た伝統行事などの文化遺産、人々のつながりはとても魅力的で秋田をますます好きになるものばかりでした。この講座を通して秋田の新たな側面を知り、秋田の価値を再考する機会を得ることができました。

本橋 諒也 Ryoya MOTOHASHI
2016年秋、JAS385「遺産観光論:持続可能な東北観光」を履修

3. 英語教育の改革

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)
イングリッシュビレッジ

イングリッシュビレッジの様子

小中高校生を対象とした、「英語で英語を学ぶ」イングリッシュビレッジを開講しています。講師となる本学の学生(大学院生、学部生、留学生)は、事前に担当教員からトレーニングを受け、英語で小中高校生向けに授業をするという経験から、自律的かつ能動的に学習する姿勢を身に付けています。秋田県内の児童・生徒に限らず、県外の小中高校生も参加しており、国際教養大学というグローバルな環境の中での英語学習を楽しんでいます。

ティーチャーズセミナー

ティーチャーズセミナーの様子

秋田県内外の小中高等学校の英語教員を対象とした、ティーチャーズセミナーを開講しています。ティーチャーズセミナーでは、「英語で英語を教える」ことの原理的理解、実践的教授法、クラスマネジメントなどについてのワークショップを実施します。本学がこれまで培ってきた英語教育の実践的方法論を社会に還元し、初等・中等教育の現場でグローバル人材の育成を促進することを目的とした、リカレント教育としての機能を果たしています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

4. 海外大学とのパートナーズプログラム

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

本学が短期留学生向けに提供しているパートナーズプログラムは、本学の教員と海外大学の教員が共同で開発した日本研究プログラムです。プログラムに参加している海外大学の学生が1ヶ月ほど本学に滞在し、本学ならではの科目を履修します。

2017年度は、「上級日本語・秋田学冬期集中プログラム」を開講し、オーストラリア国立大学の学生が、秋田の人々と触れ合いながら大都市圏とは異なる日本社会を体験し、秋田の気候風土、歴史、伝統工芸、祭り、食文化などについて学ぶと同時に、少子高齢化や過疎化の問題など日本の地域社会が抱える問題についても学習しました。

海外大学とのパートナーズプログラム

While many may not believe it, studying in the classroom was just as fun as going on field trips. The course contents were all directly related to the trips and it captured my interest even more to see something in real life that we had learned on paper just a few days ago. Living with a Japanese roommate added another dimension to my experience in the program. I felt as though I had submerged myself in an authentic traditional Japanese environment and the experience helped me grow, both as a person and with regards to my understanding about Japan.

Amy SHI
The Australian National University
2017年冬、JPL472「上級日本語・秋田学冬期集中プログラム」を受講

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

5. テーマ別ハウスによる24時間リベラルアーツ教育

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

テーマ別ハウス

学生寮や学生宿舎は、これまでは学生生活を支援する生活の場としての「生活寮」として考えられてきましたが、本学ではこの「生活寮」を「教育寮」に換え、寮生活の中でもリベラルアーツ教育を行うことができるよう、テーマ別ハウスを導入しました。特定のテーマのもと集まった日本人学生と留学生とがハウス(学生宿舎)で1学期間の共同生活を行い、それぞれのテーマに基づいた活動に取り組んでいます。2017年度は、Japanese Nature & Culture House、Romance Languages House、Nihongo House、Fitness Houseなどのテーマ別ハウスを開設しています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援