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進路支援

社会で活躍する先輩たち

三橋 玲於奈さんの写真

小さな学び舎で育む人生という大海原の羅針盤

卒業後の長い人生の中で「働く」ということを考えたとき「もっといろんな世界を知りたい」「日本の未来に貢献したい」と想い総合商社に就職しました。自動車関連の貿易や海外事業会社の経営支援、メーカー出向を経て、現在は社員を守りつつ会社の健全な発展に向け会社に働きかけをする仕事をしています。

ユニークな大学だからこそ志を持って集まる多種多様なメンバーと過ごす時間は、本当に有意義でした。授業や留学、部活や寮生活を通じ、様々な世界を知ることができ、尊敬・信頼できる仲間たちに出会えたことが、冒頭の私の「想い」の源泉です。

皆さんは大学でどんな自分になりたいですか?卒業するとき、どういう自分になっていたいですか?その想いを忘れずに、全力で学生生活を楽しんでください!

三橋 玲於奈さん(山形県)
住友商事株式会社
本部役員 住友商事労働組合

大谷 桃子さんの写真

「好奇心」を育ててくれた学生生活

世界の国々と協力する中で日本のプレゼンスを高め、仕事を通じて地域社会にも活力を与えたいという想いから入社しました。現在は、持続可能な宇宙活動の確立を目指し、月や火星への探査を推進する「国際宇宙探査センター」において、主に広報を担当しています。AIUでは、多様な授業、様々なバックグラウンドを持つ教員・学生との出会いや対話を通して「もっと知りたい」「挑戦したい」という好奇心が大いに刺激されました。好奇心を持つことは仕事をする上でも大切にしており、日々の学びや気づきを楽しみながら、チャレンジングな仕事にも取り組んでいます。皆さんもAIUで好奇心の種を育ててみませんか?

大谷 桃子さん(群馬県)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
主事補 国際宇宙探査センター 事業推進室

栗原 エミルさん、松本 隆慈 トラヴィスさんの写真

グローバル人材こそローカルに可能性がある

「グローバル人材」とはどのような人材を指すのでしょうか。国境を跨いで仕事ができる人、複数の言語を駆使して人の心を動かせる人など、様々な考え方があるかもしれません。中でも、私たちは「答えのない問いに対し、ローカルな課題にもより広い視点で多角的に考え、ソリューションを導き出すことができる人」が数ある定義のうちの一つではないかと考えます。私たちは在学中に取り組んだ動画制作をきっかけに、AIUで得た仲間とともに映像制作会社を秋田で設立し、今まで「見えなかった」地域の物語を映像として「魅せて」いくことに取り組んでいます。

少子高齢化・東京一極集中が加速する日本にあっては、「ローカル」にこそグローバル人材が今、必要とされているのです。

あなたも答えのない問いに挑む力をAIUで身につけ、ローカルを舞台に挑戦してみませんか。

栗原 エミルさん(京都府) 代表取締役 (右)
松本 隆慈 トラヴィスさん(北海道) 取締役 (左)

株式会社アウトクロップ

石田 百花さんの写真

開発・人道支援プロジェクトへの道

AIUの授業では社会問題の原因の本質がどこにあるのか、社会の構造という観点から探求することを学びました。社会問題とされる多くのテーマは立場が変わると見え方も変わるため、立場が異なる人々の間でどう歩み寄ることができるのかを考えるようになりました。モロッコへの留学や課外活動を通して、開発分野、特に子ども学に関心を持ち、エラスムス大学ロッテルダムの社会科学大学院大学へ進学しました。大学院では開発のための社会政策を学び、現在は国際移住機関(IOM)ヨルダン事務所で移住にまつわる課題に取り組んでいます。人々の声をよく聞き、それを開発・人道支援プロジェクトに反映していこうと、日々努力しています。

高校生の皆さんも、身近な社会問題に関心を持ったら、ぜひ違う立場から多角的に学んでみてください。それが、国際社会に踏み出す第一歩になるはずです。

石田 百花さん(大阪府)
国連国際移住機関(IOM)
ヨルダン事務所 レポーティング・オフィサー

永田 善顕さんの写真

難民支援への関わり

卒業後の進路として当初は就職を検討していましたが、AIUでの学びや、フランス留学とインターンシップでの経験を通じて、開発学と移民や移住など、国境を越える人々の移動(マイグレーション)に関する問題についてより深く学びたいという思いが強くなり、SOASロンドン大学大学院に進学しました。SOASはロンドンの中心部にあり、市内の他大学とも提携していることや、学生が様々な地域から集まっている環境も魅力でした。勉強に行き詰まった時は、大学の隣にある大英博物館を回ったりトラファルガー広場まで散歩をしたりして、ロンドンならではの学生生活も経験することができました。

大学院では開発学と難民問題について専門的に学び、現在はヨルダンの日本大使館でリサーチや難民関連業務に従事しています。

SOASでの学びは充実していましたし、AIUでの多様な経験がその土台となりました。キャリアの可能性を広げるための進学も、ぜひ考えてみてください。

永田 善顕さん(福岡県)
在ヨルダン日本大使館
専門調査員

大学院進学者の声

大学院進学者の声は、こちらで紹介しています。

アカデミック・キャリア支援センター(ACSC)