IASRCの取り組み
IASRCの取り組み
2022(令和4)年4月1日より、国際教養大学アジア地域研究連携機構(IASRC: Institute of Asian Studies and Regional Collaboration)を改組し、新たに地域連携協働研究センター(CCRO: Center for Collaborative Research and Outreach)を設置しました。
地域連携協働研究センターは、同じく新たに設立した応用国際教養教育推進機構(※)のもとで、学内連携、学外連携の関係構築・深化により、教育・研究・地域貢献の充実を図る業務を行う組織です。
※応用国際教養教育(AILA: Applied International Liberal Arts)推進機構:これまで進めてきた国際教養教育をさらに一歩先に進めるために導入した機構で、座学で得た知識を現実社会の課題解決に応用していく力の養成を目指しています。AILAの理念に基づく教育、研究、地域貢献の分野の活動を、地域及び海外の関係機関と協働して展開することで、より一層の国際教養教育の充実を図ります。
旧IASRCの活動に関するお問い合わせは、下記窓口へお願いいたします。
E-mail: [mail aiu.collaboration]
ここでは、IASRCの概要やその活動実績を掲載しています。
IASRCの概要
2015年4月、それまで地域の民俗芸能等の研究・調査を行ってきた地域環境研究センター(CRESI)と、東アジアを中心とした経済・社会・政治的動向の分析等を通じて秋田県内企業・行政を支援してきた東アジア調査研究センター(CEAR)を統合して設立されたアジア地域連携研究機構(IASRC: Institute for Asian Studies and Regional Collaboration)は、秋田を含むアジア地域に関する調査研究を行い、秋田の直面する課題や解決策をグローバルな視点で分析し、研究成果を秋田に還元することを目的に、2022年3月まで活動してきました。
事業内容アーカイブ
IASRCとしての活動実績を年度ごとにご紹介します。
2019(平成31・令和元)年度 事業内容
当機構は、1.「アジア地域研究の深化」、2.「学術的連携の推進」、3.「地域貢献・政策提言」を実践する組織として、主に、以下の取り組みを行いました。
1. 地域研究
1. 日本学術振興会委託研究「人口減少社会における包摂と継承―『最先端』秋田からの提言」(リーダー:熊谷 嘉隆)
当機構の提案した「人口減少社会における包摂と継承―『最先端』秋田からの提言」が、日本学術振興会の「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業(実社会対応プログラム)」に採択され、2018年10月から3年間にわたり、日本学術振興会の委託を受けて、調査研究を遂行しています。
研究成果の一部はアジア地域研究連携機構研究紀要に収められています。
アジア地域研究連携機構研究紀要第10号(2020年3月発行)(PDF版)
- 佐藤 功一「活動報告:先進地における外国人労働者受入動向:徳島県での現地調査」
- 成澤 徳子「書評:ラジヴ・ジョージ・アリカット=リッチ・リング『モバイルコミュニケーションと国際都市シンガポールでの非熟練移民労働者の文化適応』(2018 年)」
アジア地域研究連携機構研究紀要第9号(2019年6月発行)(PDF版)
- 秋葉丈志・嶋ちはる・橋本洋輔「外国人介護人材受け入れの動向~拡大・分化する制度のもとで」
- 豊田 哲也・中川 秀幸・山部 理沙・大金 優子・三宅 裕揮「外国人材の戦略的受入れに向けた自治体の先駆的取組みの検討−秋田県仙北市と大潟村の事例−」
- 飯牟禮 克年「秋田県における外国人技能実習生受け入れへの課題と提言~秋田県とベトナムでの現地調査を踏まえて~」
- 根岸 洋・長谷川 綾子「男鹿のナマハゲ行事の変容と外部参加者受け入れの動向」
2.地域経済研究(担当:中川 秀幸)
秋田県からの委託を受けて、外国人観光客を対象とした農林水産業関連のプロダクトマーケティング調査を実施しました。調査の分析結果は令和2年1月23日のインバウンド誘客アイデアセミナーで県内の飲食業、旅行業、農林水産業者に広く共有されました。
2. 地域貢献活動―インバウンド観光に関する調査研究等
1. 文化遺産観光(Heritage Tourism)研究(担当:根岸 洋)
秋田県内及び関連地域の文化遺産の保全と観光振興を両立するための方策について、多角的な視点から調査研究を行っています。クルーズ船で秋田市を訪れる外国人観光客を対象とした英文ガイドブック「Historical Walk in Akita City: A Self-guided Tour around Senshu Park and Stories of a Samurai Family」を配布し、久保田城跡の価値と魅力について周知をはかりました。また世界遺産登録を目指す縄文遺跡群について専門的見地から調査研究と助言を行いました。
2. 秋田蘭画の研究(担当:阿部 邦子)
『世界の中の秋田蘭画』を日本語・英語版ともに増刷して関係各所に頒布するとともに、新たに中国語版(簡体字版および繁体字版)を出版しました。PDF版は出版物・刊行物ページでダウンロードできます。
3. クルーズ船調査(担当:根岸 洋)
レディング大学(イギリス)から村山 めい子講師を招き、クルーズ船利用者の県内観光の実態調査を実施しました。秋田経済研究所と連携し、観光消費額や秋田市内における動線の把握を行いました。
4. 大館市観光施策アドバイザリー事業(担当:名越 健郎)
大館市の委託を受けて秋田犬の知名度を生かしたインバウンド観光の促進の可能性について研究に取り組みました。その成果の一部が名越 健郎「『秋田犬の里』をどう発展させるか 急激なブームと大館市の挑戦」(国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要第10号(2020年3月))として発表されました。
5. 史跡等多言語翻訳事業(担当:豊田 哲也)
秋田県観光文化スポーツ部、秋田県教育委員会文化財保護室、秋田市及びにかほ市の委託を受け、土崎みなと歴史伝承館、男鹿水族館GAO、八森ぶなっこらんど、秋田犬会館、赤れんが郷土館、秋田城跡歴史資料館、旧金子家住宅、如斯亭庭園、旧黒澤家住宅、セリオンなどにおける説明文の多言語化(英語、中国語簡体字・繁体字、韓国語)を実施しました。
6. Googleマップ公共交通情報事業(担当:豊田 哲也)
秋田県内の全ての公共交通機関がGoogleマップ上で経路検索できるよう、主要3バス事業および17の市町村等からバス運行時刻・運賃の情報を収集し、Google社に提供しています。2020年2月~3月には新潟通信機社および秋田中央交通社と協力し、国際教養大学線上で、Googleマップを使ったバス位置情報(バスロケ)システムの実証実験を行いました。Googleマップは多言語に完全に対応しており、日本人旅行者のみならず外国人旅行者にとっても、自由にゆったりした旅行を楽しんでもらうための重要なツールとなります。
3. 人材育成の取り組み
1. グローバル人材育成事業(GloAkitabal)(担当:佐藤 功一)
平成30年度より、内閣府地方創生推進交付金を受け、秋田県内のグローバルな視点を備えた企業・企業人材を育成するための「グローバル人材育成研修事業」を主催し、学生と企業に向けた国内研修・海外渡航研修・語学講座などを実施しました。
2. AIUデザインLAB(担当:佐藤 功一)
学生が秋田県内の企業等と積極的に関わる新たな学びの場として、「研究と実践の場」(AIUデザインLAB)を設置しました。ここでは、学生と県内企業等との協働による課題解決と新しい価値の創造を目的として活動しました。
3. JR東日本寄附講座(担当:根岸 洋)
JR東日本秋田支社と結んでいる包括的連携協定のもとで、秋学期(9月〜12月)及び冬学期(2月)に観光学に関しての寄付講座を実施しました。秋学期には男鹿市、冬学期には東北観光推進機構、横手市およびカセサート大学(タイ)と連携して、地域観光活性化のための提言を行いました。
4. プロジェクト助成
1. 教員プロジェクトの支援
研究者:フローラン・ドメナック、荒木 直子、メアリー・フランシス・アグネロ
研究タイトル:Programming English Project (PEP)
2. 学生プロジェクトの支援
秋田若者活性化委員会 FROM PROJECT 秋田:地元中高生へのキャリア教育(PBL)(第7期最終報告書PDF/第8期最終報告書PDF)
国際スカイプ交流教育プロジェクト:海外との交流授業の開催(最終報告書PDF)
3. 特別イベント
日本酒哲学ワークショップの開催(2020年2月14日-15日)
5. 客員研究員との連携研究
1. 川村 巴氏(秋田魁新報社)
2. 村山 めい子氏(イギリス・レディング大学)
3. Daria Harak氏(ポーランド・ポズナン経済大学)
2018(平成30)年度 事業内容
当機構は、「アジア地域研究の深化」、「学術的連携の推進」、「地域貢献・政策提言」を実践する組織として、主に、以下の取り組みを行いました。
1. 人口減少社会と変容する地域コミュニティについて
- 日本学術振興会委託研究「人口減少社会における包摂と継承―『最先端』秋田からの提言」
当機構の提案した「人口減少社会における包摂と継承―『最先端』秋田からの提言」が、日本学術振興会の「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業(実社会対応プログラム)」に採択され、2018年10月から3年間にわたり、日本学術振興会の委託を受けて、調査研究を遂行しています。研究成果の一部は2019年5月発行の当機構研究紀要に掲載の予定です。 - 地理情報システムを用いた「縮小都市の社会的・空間的変化:秋田市における町内会の未来と土地利用の変化についての地域の視点 (Socio-Spatial Change in the Shrinking City: Local Perspectives on the Future of Chonaikai and Impacts of Land Use Change in Akita City)」の研究
コハン助教の論文「Interpreting the Social Dimension of Sustainability: Connecting Theory and Community Planning Practice with a Social Determinants of Health Framework」は、2018年12月18日にOn Sustainability Journal CollectionのInternational Award for Excellenceを受賞しました。 - 北東北3県の人口減少に関する調査
人口減少に関わる社会経済指標や、政策的対応について、青森・秋田・山形の3県の比較分析を可能とするためのデータ収集を行いました。
2. 秋田県の文化と経済とビジネスについて
- グローバルビジネス人材育成事業
内閣府地方創生推進交付金を受けて、秋田県内企業・起業家等のグローバルビジネス人材育成事業を実施しました。 - ロシア情勢の研究と秋田とロシアの経済関係の研究
研究成果の一部は、竹村 豊「3地域経済交流会議から4地域交流へ:秋田県・延辺州・沿海地方に江原道」国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要第8号として閲覧できます。 - 文化遺産と観光
秋田県内の文化遺産保全と観光振興を両立するための方策について調査研究を行なっています。研究成果の一部は、田中 麻琴・中川 秀幸・根岸 洋「増田重要伝統的建造物群保存地区の維持・継承に関する基礎的研究」国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要第7号として閲覧できます。実践的成果としては、クルーズ船で秋田市を訪れる外交人観光客を対象とした英文ガイドブック「Historical Walk in Akita City: A Self-guided Tour around Senshu Parkfand Stories of a Samurai Family」を作成し、秋田港、佐竹史料館で頒布しています。また、特に秋田蘭画については、阿部 邦子「世界の中の秋田蘭画と旅するイメージ」国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要第7号を公表するとともに、阿部 邦子『世界の中の秋田蘭画』および同英語版「Akita Ranga and its International Dimensions: a Short Tour」を増刷し、秋田が世界に誇るべき文化遺産についての情報発信に努めています。 - クルーズ観光による地域経済の振興
東北運輸局の「クルーズ列車・旅客船等、多様な交通を活用した観光二次交通の魅力創造実証事業」の一環として、実地調査を行いました。調査結果は、こちらからご覧になれます。なお当該委託事業は、本機構が団体会員を務める「あきたクルーズ振興協議会」の関連事業でもあり、今後もクルーズ観光による地域経済の振興という課題を研究機関として側面支援してまいります。 - 史跡案内多言語翻訳プロジェクト
秋田県観光文化スポーツ部等の支援を得て、県内の史跡等の説明書きのQRコードを使った多言語翻訳システムの構築を進めています。現段階では、英語、中国語(簡体字と繁体字)、韓国語を中心に作業を進めています。
3. 地域との連携プロジェクト
1.グーグルマップへのバス経路の掲載
2018年9月までに、秋田県内の掲載可能な全てのバス路線とオンデマンド路線(民間バス3社、コミュニティバスとオンデマンドタクシー等16市町村、秋田空港エアポートライナー)をGoogleマップに掲載し、掲載済みの鉄道等と合わせて、秋田県内の公共交通の網羅的な経路検索を実現させました。
2.大館市の秋田犬関連事業の支援
名越 特任教授が大館市の秋田犬プロモーション事業にアドバイザーとして参加しています。研究成果の一部は、名越 健郎「秋田犬が県活性化の起爆剤に」国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要第8号として閲覧できます。
3.教員プロジェクトの支援
研究者 | 研究タイトル |
---|---|
フローラン・ドメナック 荒木 直子 メアリー・フランシス・アグネロ | Integrating English and Programming Education in Akita Schools through PBL |
ショーン・オライリー | Akita International School? The Feasibility of Launching an International Middle/High School in Akita within the Next Five Years |
4. 学生プロジェクトの支援
- 秋田若者活性化委員会(ふろぷろ秋田) 高校生を対象としたアクティブラーニングプログラムを実施
- こらぼらぼ 萱ケ沢地区で交流活動を実施
-滝俣チーム 由利本荘市岩城滝俣地区で交流活動を実施
4. 国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要の発刊
第7号[PDFで開く]
村山 めい子「秋田県と秋田市のインバウンド観光の現状と課題:概観」
國重 咲季・中川秀幸・松㟢玲央奈「平成大合併による自治体庁舎周辺地域への経済的影響:秋田県の事例」
阿部 邦子「世界の中の秋田蘭画と旅するイメージ」
田中 麻琴・中川秀幸・根岸洋「増田重要伝統的建造物群保存地区の維持・継承に関する基礎的研究」
豊田 哲也「古代日本外交と秋田城」
椙本 歩美「戦争体験の語り部になる−秋田市「語り部の会」設立者のオーラル・ヒストリー」
棟方 幸人「秋田県内企業の中華圏進出の現状と成功条件」
第8号[PDFで開く]
豊田 哲也「Googleマップ上の公共交通経路検索の網羅性を阻害するのは何か?:秋田公共交通情報プロジェクトの経験からの考察」
名越 健郎「秋田犬が県活性化の起爆剤に」
アン・ギブリン・ゲダクト「グローバルヒストリーと郷土史料:東北地方の国際的な過去についての秋田県からの探究」
竹村 豊「3地域経済交流会議から4地域交流へ:秋田県・延辺州・沿海地方に江原道」
2017(平成29)年度 事業内容
当機構は、「アジア地域研究の深化」、「学術的連携の推進」、「地域貢献・政策提言」を実践する組織として、主に、以下の取り組みを行いました。
1. 高齢化社会と変容する地域コミュニティについて
- 秋田エイジ・ラボ(Akita Age Lab)の設立
- 共同研究「レジリエントなコミュニティの形成:しなやかに変革する地域」(一般財団法人北海道東北地域経済総合研究所および公益財団法人はまなす財団との共同研究)
「しなやかに再生する地域づくり研究会報告書」
「人口減少社会における地域の雇用・労働のあり方~秋田県域において~」研究会報告書 - 外国人看護・介護人材受け入れに関する調査研究
平成28年度の研究成果が論文として出版されました
(嶋 ちはる・橋本 洋輔・秋葉 丈志「秋田県における外国人介護人材の現状と支援に向けた取り組み」 )。 - 地理情報システムを用いた「縮小都市の社会的・空間的変化:秋田市における町内会の未来と土地利用の変化についての地域の視点(Socio-Spatial Change in the Shrinking City: Local Perspectives on the Future of Chonaikai and Impacts of Land Use Change in Akita City)」の研究
2. グローバル経済の秋田の戦略について
- ロシア情勢の研究と秋田とロシアの経済関係の研究
研究成果の一部を、竹村 豊「ロシア極東に見る日ロ関係の現状と課題~現在の経済協力政策で良いのか?~」国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要第6号で公表しています。2018年1月24日にはアルチョーム・ルーキン極東連邦大学准教授を講師とする公開講座「ロシアと北朝鮮の関係~歴史と現状」を開講しました。 - 秋田県の実施する訪ロ青年ビジネスチャレンジ事業への支援
竹村特任教授が、2017年7月25日から29日まで秋田県中島副知事を団長とするウラジオストクへの派遣団に同行し、現地の企業・産業施設の視察や産業関係者との交流等を支援しました。 - 文化遺産観光プロジェクト
秋田県内の文化遺産についての調査を行っています。また、本機構は2016年秋学期より毎年「遺産観光論:持続可能な東北観光」の科目を開講しています。 - 大館市の秋田犬関連事業の支援
名越特任教授が大館市の秋田犬プロモーション事業にアドバイザーとして関与し、2018年1月20日の「秋田犬フォーラム:ハチ公、大館、世界」にはパネリストとして登壇しました。 - 中国等での現地調査
秋田魁新報社の記者を客員研究員として受け入れた上で中国とシンガポールに派遣し、「秋田県内企業の中華圏進出の現状と成功条件」についての調査を実施しました。 - シンポジウム「海外からの来訪者からみた東北のまち・自然の魅力を探る」の開催
10月14日(土)、日本造園学会東北支部との共催でシンポジウム「海外からの来訪者からみた東北のまち・自然の魅力を探る」を開催しました。
3. 地域との連携プロジェクト
1.グーグルマップへのバス経路の掲載
2017年8月に秋田中央交通のバス経路をグーグルマップに掲載したことを皮切りとして、地域のバス運行事業者の協力を得て、2018年3月までに秋田中央交通と羽後交通および男鹿市、大潟村、潟上市、井川町、仙北市、にかほ市のコミュニティバスの経路をアップロードしました。由利本荘市のコミュニティバスについても作業中です(2018年3月20日現在)。
2.教員プロジェクトの支援
研究者 | 研究タイトル |
---|---|
中川 秀幸 | Survey on Disappearing Marginal Communities in Akita |
阿部 邦子 | International dimensions of Akita Ranga and its new narrative Part II – From Akita to Paris: interaction with Japonisme |
フローラン・ドメナック 荒木 直子 |
Teaching Programming in schools in Akita – A PBL approach |
3.学生プロジェクトの支援
- 秋田若者活性化委員会(ふろぷろ秋田) 高校生を対象としたアクティブラーニングプログラムを実施
- こらぼらぼ 秋田県秋田市雄和萱ケ沢地区で交流活動を実施
-滝俣チーム 秋田県由利本荘市岩城滝俣地区で交流活動を実施(Facebook page)
- AUWA 河辺雄和地区で交流活動を実施
- 増田住民意識調査プロジェクト 横手市の重要伝統的建造物群保存地区での調査
4. 国際教養大学アジア地域研究連携機構研究紀要の発刊
第5号[PDFで開く]
椙本 歩美「子が語る父親の戦争−秋田の農村における記憶の継承」
佐藤 朋紀「タイから秋田県への観光誘客の可能性」
秋葉 丈志・橋本 洋輔・嶋 ちはる「外国人看護・介護人材受け入れに関する調査研究プロジェクト公開シンポジウム「インドネシア・フィリピンからの介護人材受け入れ−秋田での可能性と課題」パネルディスカッションの記録−
根岸 洋「文化遺産観光研究プロジェクト2016 年度JR東日本寄附講座概要報告」
第6号[PDFで開く]
熊谷 嘉隆「ジオパークと国立公園:地域観光振興における課題と可能性」
豊田 哲也「わが国における国際移民・国内移住と領域的共同体の構成員の範囲の問題」
竹村 豊「ロシア極東に見る日ロ関係の現状と課題~現在の経済協力政策で良いのか?~」
名越 健郎「秋田犬の国際的人気をどう活用するのか」
2016(平成28)年度 事業内容
ミッション1:アジア地域研究の深化
極東ロシアやアジアの地域研究、さらには秋田県内にある文化遺産の観光資源としての利用や高齢化対応などの様々な課題や活動をアジアの文脈の中で評価する試みを進めます。
- 訪ロ青年ビジネスチャレンジ事業への同行支援と事前レクチャーの実施
- ロシアと秋田県を中心とする日本海側諸港の海上交通調査(ロシア極東連邦大学研究員の招へい及び秋田県商業貿易課との共同調査)
- 秋田城・縄文遺跡群・重要伝統的建造物郡(角館・増田)の調査
- タイからの招聘研究員による県内観光調査
- JR東日本秋田支社との県内観光に関する共同研究
- 文化遺産観光プロジェクト(文化遺産フォーラムの報告、藤里の縄文遺跡展)
ミッション2:学術的連携の推進
国内外の研究機関や政府関係機関との連携を進め、本学の教育強化に貢献していきます。
- JR東日本秋田支社との連携協定の締結
- 教育連携
- JR東日本寄附講座「遺産観光論」
- 秋田県・延辺州・沿海地方3地域経済交流ミッションへの参加
ミッション3:地域貢献・政策提言
ミッション1、2の研究成果に基づき、海外との交流や地域の活性化等に関する各種提言を行っていきます。また、秋田県内の高齢化社会に伴う外国人介護士の需要・対応研究や極東ロシアの地政学的研究等、秋田県が直面する課題や施策を見据えた研究調査を行っていきます。
- 教員プロジェクト(学内公募)
- 英語版『美酒王国秋田』電子書籍の出版
- 秋田市お土産開発プロジェクト
- 研究紀要
- 東京大学大学院との連携よる市民セミナー(気候変動と社会)の開催
- 「アジア塾 in Akita 2016」の開催
- 外国人看護・介護人材受入れに関する調査研究
- 労働・雇用シンポジウム「高質な田舎で豊かに働く ―人口減少最先端『秋田』からの提言―」および準備研究会の開催
- 東京大学大学院サステイナビリティ学教育プログラムの秋田演習の支援
- Akita Age Labの設立
- 学生地域貢献公募プロジェクト
- SNS情報発信プロジェクト
2015(平成27)年度 事業内容
ミッション1:アジア地域研究の深化
極東ロシアやアジアの地域研究、さらには秋田県内にある文化遺産の観光資源としての利用や高齢化対応などの様々な課題や活動をアジアの文脈の中で評価する試みを進めます。
ミッション2:学術的連携の推進
国内外の研究機関や政府関係機関との連携を進め、本学の教育強化に貢献していきます。
ミッション3:地域貢献・政策提言
ミッション1、2の研究成果に基づき、海外との交流や地域の活性化等に関する各種提言を行っていきます。また、秋田県内の高齢化社会に伴う外国人介護士の需要・対応研究や極東ロシアの地政学的研究等、秋田県が直面する課題や施策を見据えた研究調査を行っていきます。
出版物・報告書
IASRCとして発行した出版物や報告書、紀要などを掲載しています。