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性の多様性に関する基本方針と対応ガイドライン

国際教養大学は、2024年4月に制定した「AIU Core Values(本学の構成員である学生・教職員の行動指針)」の柱の一つとして「Embracing Diversity(ダイバーシティと共に歩む)」を掲げ、本学の構成員は、自身と他者の尊厳を守るため、全ての構成員の多様性が尊重されるよう取り組むこととしています。

本学は人間の性が多様であることを認識・尊重し、性的指向や性自認等にかかわらず、本学の構成員が、その個性と能力を十分に発揮できる環境を実現するため、以下の基本方針と対応ガイドラインを定めます。

性の多様性に関する基本方針

  • 全ての構成員の人権を尊重し、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進します。
  • 性の多様性に係る差別や偏見を許容せず、理解促進に向けた啓発を行います。
  • 心理的・物理的な障壁を取り除くため、制度や環境の整備に取り組みます。
  • 個人情報の保護を徹底するとともに、安心して相談ができる環境を整備します。
  • すぐに解決できないことについても、対話により未来志向で取り組みます。

LGBTQ+の人だけではなく、異性愛者や身体と心の性が一致している人も含めた全ての人の性の多様性を表す、「SOGIE/SOGI(ソジー/ソジ: Sexual Orientation/Gender Identity/Gender Expressionの略語)」という言葉が使われるようになっています。以下の対応ガイドラインでは、全ての人を包摂する表現として 「SOGIE/SOGI」という言葉を使用します。

※「SOGIE」と「SOGI」の違いは、Gender Expression(性表現)を含むかどうかです。原則として「SOGIE」を使用しますが、一部の項目(カミングアウト・アウティング)では「SOGI」の使用が適切なため、ここでは「SOGIE/SOGI」と併記しています。

対応ガイドライン

すべての構成員(学生・教職員の皆さん)

1. 性の多様性への理解促進

(1)意識啓発・研修の実施

  • 性の多様性についての理解促進に向け、以下の通り意識啓発・研修を行います。
  • 学生に対しては、新入生オリエンテーション等の機会に「性の多様性」をテーマとしたセッションを実施し、基本的な情報提供とともに、大学の取り組みやリソースの紹介を行います。また、「Student Life Handbook(学生生活ハンドブック)」に本基本方針とガイドライン、性の多様性についての用語集を掲載します。
  • 教職員に対しては、FD・SD(教職員研修)において「性の多様性」をテーマとして取り上げるほか、相談を担う職員に対して研修を実施します。

(2)アンケートの実施

  • 理解促進の状況を確認するため、性の多様性についてのアンケート調査を学生・教職員対象に定期的に実施し、結果を学内に共有します。
2.言動・会話における配慮
  • 呼称については、本人の要望に添った呼称を使用し、日本語では共通して「さん」を使用することを推奨します。
  • 見た目で性別を分ける発言に注意しましょう。「あちらの女子学生」「そこの男子学生」等の発言が当事者に不快感を与えることがあります。
  • 「オカマ」、「ホモ」、「レズ」等、差別的なニュアンスを持つ言葉を使ってはいけません。
  • 「彼氏は?」「彼女は?」といった発言を不快に感じる人もいます。
3.カミングアウトへの理解
  • 自らのSOGIを本人が自発的に他者に明かすことが『カミングアウト』です。カミングアウトは「しなければならないこと」ではなく、自分のセクシュアリティについて人に話すかどうかは「本人が決めること」です。そのため、本人の自己決定が尊重されます。他者がカミングアウトを強要することはあってはなりません。
  • もしセクシュアリティ(性のあり様)についてカミングアウトされたら、まずは当事者の思いを受け止めましょう。他の人に情報を伝える必要がある場合は、誰にどこまで話してよいか、必ず事前に本人と相談し確認しましょう。
4.アウティングの厳禁
  • 『アウティング』とは他者のSOGIについて本人の許可なく他の人に伝え暴露することです。アウティングは当事者に大きな精神的苦痛を与えます。絶対に行ってはなりません。
  • カミングアウトや相談を受けた人間が「良かれと思って」それ以外の第三者に本人のセクシュアリティを伝えしてしまうことは、よくあるアウティングの事例の一つです。
5. No SOGIE Harassment
  • SOGIEに関して差別や嫌がらせを受けることを、『SOGIEハラスメント』といいます。具体的には、性的指向・性自認についての差別的な呼称や嘲笑、いじめ・無視・暴力、誰かのSOGIEについて許可なく暴露する(アウティング)等の事例があります。
  • 国連人権理事会は2016年6月、「性的指向と性自認を理由とする暴力と差別からの保護」に関する決議を賛成多数で採択しました。国内では、男女雇用機会均等法のセクハラ指針改正により、SOGIEを対象としたセクハラもハラスメントの対象となることが明文化されたほか、厚生労働省が公表した職場におけるパワーハラスメント防止のために雇用管理上事業主が講ずべき措置等について定めた「パワハラ防止指針」の中に、SOGIEハラスメントとアウティングに関する事項が盛り込まれています。
  • 秋田県においては、2022年4月に人種や性別、性的指向・性自認等、あらゆる差別を禁止する「多様性に満ちた社会づくり基本条例」が施行されました。これに合わせて、秋田県と秋田市はLGBTQ+のカップルを公的に認めるパートナーシップ宣誓制度を導入しました。
  • 本学では他のハラスメントと同様、SOGIEハラスメントについても許容しません。SOGIEハラスメントを受けた場合は、本学のハラスメント相談員に相談してください。

    【ハラスメント相談員の確認方法】
    (学生)ATOMS → 学生課 → ハラスメント防止(学生)
    (教職員)ATOMS → 教職員支援室 → ハラスメント防止関係

    【「国際教養大学におけるハラスメントの防止等に関する規程」確認方法】
    大学ウェブサイト → 大学概要→規程集→体系別一覧→04 就業・服務

学生の皆さん

1.相談窓口
  • ジェンダーダイバーシティーコーディネーター(学生課所属)がお話をうかがいます。学生生活で感じた違和感や心配事、不自由等がある場合に、大学ではどのような対応ができるかをお伝えしたり、個人の希望や必要性に応じて関係部署との連絡・調整を行います。学生課以外の部署が所管する内容であっても、相談いただいて構いません。
  • 相談は面談により対応します。相談を希望される場合は事前にメールで希望日時を複数お知らせください。必ずしも希望に添えない場合もありますが、お気軽にご相談ください。
  • Email: gdc@gl.aiu.ac.jp(ジェンダーダイバーシティコーディネーター)
2.氏名・性別情報

(1)学籍簿の氏名の変更

  • 本学における学生の氏名は、学籍上の表記に基づいており、学籍上の表記は、原則として戸籍上の名前(以下「戸籍名」という。)としています。
  • 入学時または在学中に、自認する性に基づく通称名を学籍上の氏名として使用することを希望する場合、通称名と戸籍名との相違に関する説明責任は本人が負うことを条件に、通称名の使用を申請することができるような仕組みづくりの検討をすすめます。

(2)学籍簿の性別の変更

  • 学籍上の性別の変更は、戸籍上の性別が変更された場合に可能です。変更手続きを行う場合は、ジェンダーダイバーシティコーディネーターに申し出てください。

(3)性別情報の取り扱いについて

  • 本学では、意図しない形で本人の性別情報が公表されることがないよう、慎重に取り扱います。本学では「国際教養大学個人情報保護規程」を定め、保有する個人情報を適切に取り扱い、プライバシーの保護に留意しています。

(4)大学が発行する証明書等の性別の記載

  • 本学が発行するすべての証明書(在学証明書や成績証明書、学位記等)には性別の記載がありません。
  • 他の団体や組織にそれぞれの指定の様式で書類を提出する場合、性別の記載が求められることがあります。

(5)大学に提出する書類や調査票への性別情報の記入

  • 在学中に本学に提出する書類や調査票については、法的に必要な場合を除き、原則として性別欄を設けないこととします。
  • やむを得ず性別欄を設ける場合には、男、女、その他、無回答の選択肢を設けたり、性別欄を設ける理由を明記したりするようにします。
3.授業

(1)授業における対応

  • 本学では少人数教育を徹底しており、教員と学生の対話や、学生同士の意見交換(グループディスカッション)による対話を通じた授業スタイルをベースとしています。授業におけるグループ分けにおいて、性別によるグループ分けが不必要に行われないよう周知に努めます。
  • 呼称については、本人の要望に添った呼称を使用し、日本語では共通して「さん」を使用することを推奨します。
  • 性の多様性の観点での取り組み事例(希望する呼称の確認方法等)をFD・SD(教職員研修)において取り上げ、教職員の理解促進を図ります。

(2)体育科目の履修

  • 本学では体育の授業の履修が必須となっており、講義と実技の科目に分かれています。実技のクラスによって様々なアクティビティを行っておりますが、男女別の要素はありません。

(3)実習(教育実習・フィールドトリップ含む)の履修

  • 受け入れ先の体制や状況により必ずしも希望に添えるとは限りませんが、教育実習・フィールドトリップを含めた学外での実習で想定されるトイレ、更衣室、宿泊先、服装等について、事前に授業担当教員またはジェンダーダイバーシティコーディネーターに連絡してください。
4.学生生活

(1)健康診断

  • 本学で実施する定期健康診断については、受付や実施時間帯を男女別に分けずに実施しています。健康診断の受け方等について、個別対応を希望される方は、保健室もしくはジェンダーダイバーシティコーディネーターに相談してください。

(2)学生寮・学生宿舎

  • 本学の新入生は、全員、入学から1年間を大学の敷地内にある学生寮「こまち寮」で生活します。寮の居室は男女別のフロアに分かれています。1階にあるコミュニティキッチンは全寮生が共同で利用します。こまち寮には、短期留学生も入居しています。
  • キャンパス内には、こまち寮のほか、学生宿舎として、グローバルヴィレッジ、さくらヴィレッジ、つばきヴィレッジがあり、1年間の寮生活を終えた2年生以上の学部生や留学生が入居しています。このほか、大学院生向けの学生宿舎として、グラデュエイトハウスがあります。グローバルヴィレッジ、さくらヴィレッジ、グラデュエイトハウスの居室は全て男女別に分かれていますが、つばきヴィレッジの一部のユニットは2023年度よりジェンダーニュートラルユニット(性別で分けないユニット)として運用しています。
  • トイレ・浴室については、学生寮・学生宿舎ともにユニット単位で設置されています。
  • 本学では授業以外の場でも学生が自らの視野を広げられるよう、「テーマ別ハウス」を導入しており、同じテーマに関心のある学生たちが同じ学生宿舎(つばきヴィレッジ)に居住し活動しています。2024年度より、全てのハウスをジェンダーニュートラルユニットとして運営します。
  • 2025年度より、こまち寮へジェンダーニュートラルフロア(性別で分けないフロア)を導入する予定です。
  • 学生寮・学生宿舎について相談したい場合は、ジェンダーダイバーシティコーディネーターに連絡してください。

(3)トイレ

  • 学内には多目的トイレが18箇所設置されており、誰でも利用することができます。多目的トイレは、こまち寮1階ロビー付近及びつばきヴィレッジA棟各階(1~3階)にも設置されています。
  • 今後、多目的トイレの標識を段階的に「だれでもトイレ(Inclusive Restroom)」へ統一するとともに、「だれでもトイレ」の設置場所を示したアクセシビリティマップを制作・公開していく予定です。

(4)更衣室

  • Suda Hall内にある更衣室・シャワールームは男女別になっています。更衣室以外でも更衣ができるよう、一部の「だれでもトイレ」へのフィッティングボード(着替え台)設置をすすめます。

(5)授業や入学式・卒業式での服装と身なり

  • 本学では、ダイバーシティ推進の観点から、普段の授業、入学式や卒業式等において多様なアイデンティティに基づいた服装や身なりで参加することができます。式典ではその場にふさわしい服装や身なりであれば、和装、民族衣装等、多様なアイデンティティに即した服装や身なりでの参加も尊重します。
5. 留学・就職活動

(1)渡航留学

  • 国際教養大学では、200校を超える海外大学と協定を結んでおり、国際センターでは留学に関する相談や、留学準備のサポートを行っています。受け入れ先によって寮やアパート、大学施設の状況や生活環境が異なるため、留学にあたり何か不安なことがある場合は、国際センター留学派遣チームにご相談ください。相談内容をうかがいながら、必要に応じて提携校への確認・対応の相談をすることができます。

(2)就職活動・キャリア支援

  • キャリア開発センターでは、キャリア・カウンセリング、社会探究活動、仕事研究会等、多彩な進路選択支援を行っています。固有のニーズがある場合は、学生個々人の置かれた状況を把握した上で、情報収集や就職活動の進め方等の相談に応じています。就職活動に関して不安なことがある場合は、キャリア開発センターにご相談ください。

教職員の皆さん

1.相談窓口
  • 教職員支援室教職員支援チームでお話をうかがいます。心配事や不自由等がある場合に、大学ではどのような対応ができるかをお伝えしたり、個人の希望や必要性に応じて連絡・調整を行います。教職員支援室以外の部署が所管する内容であっても、相談いただいて構いません。
  • Email: fssupport@gl.aiu.ac.jp(教職員支援室教職員支援チーム)
2.氏名・性別情報

(1)氏名の変更

  • 自認する性に基づき、通称名の使用を希望される方は、教職員支援室教職員支援チームにご相談ください。
  • 通称名を使用する場合であっても、公的機関(自治体や入管等)に登録が必要な氏名は、戸籍や旅券に登録してある氏名を使用します。

(2)性別の変更

  • 性別の変更は、日本国籍の場合は戸籍上の性別が変更された場合に、外国籍の場合はパスポートや在留カードの性別が変更された場合に可能です。変更手続きを行う場合には、教職員支援室教職員支援チームに申し出てください。

(3)性別情報の取り扱いについて

  • 本学では、意図しない形で本人の性別情報が公表されることがないよう、慎重に取り扱います。本学では「国際教養大学個人情報保護規程」を定め、保有する個人情報を適切に取り扱い、プライバシーの保護に留意しています。

(4)大学が発行する証明書等の性別の記載

  • 本学が発行するすべての証明書には性別の記載がありません。
  • 他の団体や組織にそれぞれの指定の様式で書類を提出する場合、性別の記載が求められることがあります。

(5)教職員採用時の応募様式

  • 本学の教職員採用時の応募様式には性別欄がありません。
3.福利厚生・人事制度

(1)健康診断

  • 本学で実施する定期健康診断については、受付や実施時間帯を男女別に分けずに実施しています。健康診断の受け方等について、個別対応を希望される方は、教職員支援室教職員支援チームに申し出てください。

(2)休暇制度

  • 妊娠・出産・生理等にかかる休暇制度は、出生時の性別によって利用できる制度が異なる場合があります。それぞれの制度の利用について不明な点がある場合は、教職員支援室教職員支援チームに相談してください。

(3)公舎料

  • 本学では、通勤可能地域に自己所有の住居を持たない教職員に対し、規程に基づき公舎への入居を認めています。単身者の場合と家族と同居する場合で基準が異なりますが、家族と同居する場合、婚姻届等の公的書類の提出が必要となります。「パートナーシップ宣誓証明」等の公的書類の提出により、同性パートナーについても家族として扱います。
  • なお、県内自治体におけるパートナーシップ宣誓制度の詳細(申請方法や窓口等)については以下のウェブサイトを参照してください。

    【あきたパートナーシップ宣誓証明制度(秋田県)】
    https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/63250

    【秋田市パートナーシップ宣誓制度】
    https://www.city.akita.lg.jp/shisei/hoshin-keikaku/1011480/1033990.html

(4)赴任旅費

  • 本学では、教職員とその配偶者に対し、赴任にかかる旅行費用並びに家財及び所有する図書文献の運搬費用の補助を行います。この場合の「配偶者」については婚姻届等の公的書類の提出が必要です。「パートナーシップ宣誓証明」等の公的機関が認めた文書が大学へ提出され、認められた場合に、同性パートナーについても配偶者として扱います。

(5)人事制度

  • 本学ではSOGIEを理由として人事においていかなる差別もしません。
4.施設利用

(1)トイレ

  • 学内には多目的トイレが18箇所設置されており、誰でも利用することができます。
  • 今後、多目的トイレの標識を段階的に「だれでもトイレ(Inclusive Restroom)」へ統一するとともに、「だれでもトイレ」の設置場所を示したアクセシビリティマップを制作・公開していく予定です。

(2)更衣室

  • Suda Hall内にある更衣室・シャワールームは男女別になっています。更衣室以外でも更衣ができるよう、一部の「だれでもトイレ」へのフィッティングボード(着替え台)設置をすすめます。

用語集

用語意味
セクシュアリティ(Sexuality)人間の性のあり方全般を表す言葉
性的マイノリティ(Sexual Minority)「LGBTQ+」をはじめとする性的少数者のこと ※「性的マイノリティ」という言葉にネガティブな印象をもつ人もいることに留意が必要です
性自認(Gender Identity)自身の性別をどのように認識しているのかということ
性的指向(Sexual Orientation)性的な関心が向かう方向のこと(向かわない場合を含む)
性表現(Gender Expression)服装・言葉遣い・振る舞いなど、自分自身がどのように表現したいかということ ※ 表現する性とも言われる
LGBTQ+レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーをはじめとする人の総称 「Q」はクィア(Queer)やクエスチョニング(Questioning)の頭文字、「+」は、より多様な性を包括的に表している
レズビアン (Lesbian)性自認が女性で性的指向が女性に向かう人のこと
ゲイ(Gay)性自認が男性で性的指向が男性に向かう人のこと
バイセクシュアル(Bisexual)性的指向が男性・女性両方に向かう人のこと
トランスジェンダー(Transgender)自認する性別と、出生時に割当てられた性別が一致しない人のこと
クィア(Queer)既存の性の概念やカテゴリーに属さない人たちの総称であり、多様な性のあり方を包括する言葉
クエスチョニング(Questioning)自身の性自認や性的指向が明確ではなく、迷っている人や決めたくない人のこと
SOGIE(ソジー)/SOGI(ソジ)「Sexual Orientation, Gender Identity, Gender Expression」の頭文字をとったもので、「性的指向」と「性自認」を表しており、あらゆる人が何らかのSOGIE/SOGIのあり方をしている
ヘテロセクシュアル(Heterosexual)性的指向が異性に向かう人のこと
シスジェンダー(Cisgender)自認する性別と、出生時に割り当てられた性別が一致する人のこと
パンセクシュアル(Pansexual)男性・女性の性別にこだわらず、性的指向が、様々な性のあり方の人に対して向かう人のこと
ノンバイナリー(Nonbinary)自身の性自認やジェンダー表現が男性・女性といった枠組みに当てはまらいない人のこと
アセクシュアル(Asexual)性的欲求をほとんど、あるいはまったく感じない人のこと
アロマンティック(Aromatic)恋愛感情をほとんど、あるいはまったく感じない人のこと
MtF (Male to Female)男性として生まれ、性自認が女性の人のこと
FtM (Female to Male)女性として生まれ、性自認が男性の人のこと
性分化疾患(DSDs)染色体、性腺、もしくは解剖学的に性に関する体の発達が先天的に非定型である状態
カミングアウト(Coming Out)自らのSOGIを、第三者に打ち明けること
アウティング(Outing)本人の承諾なく、本人以外の人が、その人のSOGIを第三者に暴露すること
アライ(Ally)性の多様性を理解し支援する人たちのこと

ジェンダーダイバーシティコーディネーター

Email: gdc@gl.aiu.ac.jp (学生課)
TEL: 018-838-5761
FAX: 018-886-5910