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国際教養学部

国際教養学部 3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針)

国際教養大学は、「国際教養教育」を教育理念に掲げ、個を確立し、高潔な精神と情熱を持って諸課題に立ち向かい、地域社会と世界に貢献できるグローバル社会のリーダーたり得る人材を育成することを使命としています。

そのために本学において行われる国際教養教育は、世界の広範な事象に関する幅広い知識と深い理解、物事の本質を見抜く洞察力や思考力、これらの上に築かれたグローバルな視野とともに、英語をはじめとする外国語の卓越したコミュニケーション能力を涵養します。具体的には次の8項目を教育目標としています。

  • 多様な文化と言語的背景を持つ人々と関わり、効果的に協働することを可能にする英語及びその他の言語を操る能力
  • 世界の文化、人間社会と自然界の広範に亘る知識
  • 自己の文化とアイデンティティに対する深い認識
  • 現代の複雑な課題を多面的に理解すること
  • 理論に基づく洞察力、論証力、探求力、自省と思慮深い行動に必要となる知識及び実践的技能
  • 知識、理論、情報を統合する能力
  • 創造力と、自律的に考え情報に基づき判断できる能力
  • 地域及び世界レベルの社会構成員としての認識と活動の源となる個人的及び社会的責任感

上記の資質・能力を身に付けた者で、経済及びビジネスを中心に学修しグローバル・ビジネス課程を修めた者に「学士(グローバル・ビジネス)」を、北米、東アジア及びトランスナショナル分野を中心に学修しグローバル・スタディズ課程を修めた者に「学士(グローバル・スタディズ)」を授与します。学士号を修得する要件としては、本学に4年以上在学し、所定の授業科目を履修し124単位以上を修得し、成績が累積GPA2.00以上であることが求められます。なお、3年以上で卒業できる早期卒業制度もあります。また、1年間の海外留学が義務付けられています。海外留学においては、履修計画に基づき学修を進めるとともに、英語又はその他の言語を駆使し、異文化を深く理解し、自立した学修者として問題や困難に創造的な解決を見出してゆく能力をも身につけることが求められます。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)

国際教養大学では、ディプロマ・ポリシーを踏まえた教育目標を達成するため、学修の探求方法として、批判的思考、量的論証、経験的方法、社会科学的視点、人文学的・芸術的視点を盛り込みます。なお、本学の授業は、少人数クラス編成を基本とし、全ての授業を英語で行います。教育課程の編成は次のとおりです。

入学した学生は、オリエンテーション科目履修と並行して英語のレベル別にクラスを編成し、集中英語課程(EAP)で学術英語の訓練を受けるとともに大学での学修方法を学びます。その後、基盤教育に進み、社会科学、芸術・人文科学、数学・自然科学、世界の言語と言語学、保健体育、日本研究などの科目を通じて知的な土台を築きます。その際、学修が特定の分野に偏ることがないように選択必修などの履修要件が設定されています。30単位を修得するまでに、専門教養課程のグローバル・ビジネス課程とグローバル・スタディズ課程のどちらかを選択し、より専門的な分野の学修を通じて分析力、実践的なスキル、問題解決のための創造力、発信力などを身につけていきます。また、この間に必要な英語能力と履修単位の要件を満たした学生には、海外で履修計画に沿った学修を進めるとともに、多様な言語、文化、人種、価値観に触れ人間的な成長を促すため、1年間の留学が義務として課されます。留学後はそれぞれの課程で卒業に必要な科目の残りを履修し、総合セミナーに加わり、課程の総仕上げを行います。

それぞれの授業科目について、学修計画、評価方法などを明記したシラバスが準備され学生に提示されます。学生はシラバスを参照するとともに、担当教員によるアカデミック・アドバイジングを受けつつ履修計画を立て、また、留学先の選定なども行います。
授業では学生の能動的学修を促すため、科目によってグループワーク、ディスカッション、ディベート、プレゼンテーションなどが取り入れられています。また、フィールドワーク、プロジェクト・ベースド・ラーニング(PBL)*1や電子媒体を利用した反転学修を取り入れるなどの学修方法もあります。クラスにおいては、学生の積極的な参加が求められます。1時間の講義に対し、最低でも2時間の自主学習を必要とします。

学修成果の評価基準はそれぞれの科目についてシラバスに明記されます。また、学生の成績はGPAにより管理され、健全な学業成績は累積GPAが2.00(73点)以上であることとされています。留学申請にはGPA2.50以上、卒業要件としては2.00以上が必要とされます。一定値を下回る学生については学修上の問題が懸念されることから特別な助言と指導が与えられます。

キャリア教育については、キャリアデザイン科目を必修とするほか、インターンシップ科目も開設しています。本学では就職のみならず、大学院進学も推奨しており、その支援に力を入れ各担当教員によるアカデミック・アドバイジングとともにアカデミック・キャリア支援センターを設けて進学相談の体制をとっています。

なお、教職を志す学生に対しては、本学の卒業要件とは別枠で教職課程科目を開設しており、高等学校教諭一種免許状外国語(英語)の取得が可能です。

*1 PBLとはProject-Based Learning(課題解決型学習)の略で、特定のテーマについて学生自身が課題を見出し、グループで取組み、解決策を探る学習方法です。

アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)

国際教養大学の教育目標を理解し、グローバル社会のリーダーとなるための教育課程に意欲をもって挑戦できる基礎学力を有し、同僚学生と切磋琢磨するとともに協働により互いを高めあうことに喜びを感じることのできる次のような学生を受け入れます。その際、受け入れる学生の多様性を重視した選抜方法を設定します。

主体的に学ぶ意欲が強く、鋭い問題意識を持つ学生であって、

  • 社会科学、人文科学、自然科学の広い分野について均衡のとれた基礎学力、論理的、批判的、創造的な思考力を身に着けた学生あるいは特定分野について卓越した経験や能力を有しながらより広い分野について学修を深めようとする意欲を持つ学生
  • 海外での学修経験や諸活動への参加経験、国内での国際交流事業などに積極的参加を経験するなど世界の多様な文化、言語、歴史、社会などの国際関係について強い関心と探求心を持つ学生
  • 国際社会を舞台に活躍できるような実践的な外国語運用能力(特に英語)と、幅広い教養の修得を志す学生

を求めます。

また、学生には、高等学校での学修を通じて、国際社会への知識と関心を深めるとともに、日本の社会・歴史・文化、世界の歴史についての基礎的知識を修得していることが期待されます。

さらに、学生は大学での学修において、

  • 英語で教養教育を修めるに足る十分な英語運用力を獲得する意欲を持ち、
  • バランスのとれた教養教育科目を履修要件とする本学のカリキュラムを理解しこれに積極的に挑戦し、
  • 留学などで直面する困難な問題にも自立的学修者として取組める強い意志と、多様な背景を持つクラスメートあるいは留学先の人々と協働できる能力を高める意欲を有する

ことが必要です。

上記のような学生を選抜するために、以下による入学試験を行います。

一般選抜入学試験

大学入試センター試験を課し高校段階での基礎学力を確認するとともに、二次試験として個別学力調査等を実施し、受験生が重点を置いて学修した教科に配慮しつつ、均衡のとれた基礎学力、論理的、批判的、創造的な思考力を評価します。一般選抜入学試験は複数の異なるタイプの選抜試験により実施し他大学との併願を可能とします。

特別選抜入学試験

個別学力検査、面接、提出された資料により、英語の読解力や表現力併せてこれを構成する論理的、批判的、創造的な思考力、高等学校までの学修や特色ある活動経験、学ぶ意欲や学修姿勢、問題意識等を総合的に評価します。