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大学概要

大学の様々な取組

AIU’s Unique Programs and Activities

21世紀のグローバル社会では、多様な価値観や世界観を互いに認め合い、個々の英知を集めて諸問題の解決に努めながら、ともに未来を切り拓いていく力が求められています。国際教養大学は、卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、そしてグローバルな専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成するとともに、国際社会と地域社会に貢献するため、世界標準の「教養教育」を確立し、日本から世界へ向けて発信していきます。

1. 国際協働課題解決型プロジェクト

International Project-Based Learning

提携校をはじめとする海外大学と連携して、様々な国際協働PBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)科目を開講しています。これらのPBL科目では、本学と海外大学の学生たちがグループを組み、国内外におけるフィールドワークなどを通じて、実社会に存在する具体的な課題についてグローバルな視点から解決策を探ります。学生たちは、仲間との協働を通じて、実践的な課題解決力、調整力、異なる価値観への寛容性を身に付けていきます。2016から2017年度にかけてはタイ国境におけるSDGs※(タイのカセサート大学バンコク校およびサコンナコン校とのPBL科目)や、第二次世界大戦の伝承(フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学およびサント・トマス大学とのPBL科目)などに取り組みました。

※SDGs: Sustainable Development Goalsの略。2015年の国連サミットで採択された持続可能な世界を実現するための国際目標

加藤茉子さんと友人たちの写真

調査で訪れたバンコクにて現地の学生と。中央が加藤さん。

このPBLでは、タイの中でも特に急速な開発が進んでいる、ラオスとの国境付近の地域でフィールドワークを行い、様々な視点から地域が抱える課題について議論を深めました。専門家や現地の学生、地域の方々の生の声を聞き、開発の現場を実際に目にすることで、教室での学習だけでは得られない沢山の出会いや発見、学びがありました。異なる背景を持ちながら、同じ学びに対する情熱・想いを持った現地の大学生やAIU生と時間を共に過ごすことで、お互いに学び、高め合えるかけがえのない仲間を作ることもできました。PBLは、AIUでの学びを広げられる最高の機会です。

加藤 茉子 Mako KATO
2017年3月 カセサート大学バンコク校、サコンナコン校とのPBL科目
GSP333「タイ国境における持続可能な開発目標(SDGs)」を履修

船上での成田昌代さんと友人たちの写真

フィリピン・スービック湾での難波船視察。上段左端が成田さん。

留学中のヨーロッパ旅行などで、世界大戦は文字通り「世界」が舞台だったと実感し、歴史の継承方法に興味を抱き始めました。PBLではフィリピンで第二次世界大戦に関する博物館や史跡を訪れ、当時の日本が残した爪痕の大きさを知り、立場や解釈によって歴史の印象は変わることを学びました。与えられた情報に満足しないで、真実を探求することを忘れず、今後も自ら見て、聞いて、考えることを続けていきます。

成田 昌代 Masayo NARITA
2018年1月 アテネオ・デ・マニラ大学、サント・トマス大学とのPBL科目
JAS332「第二次世界大戦:地上と海の記憶」を履修

2. 企業との連携による寄附講座

Private Sector Funded Course
JR東日本寄附講座科目(2015年度〜)、北都銀行寄附講座科目(2017年度〜)

JR東日本秋田支社と本学が締結している連携協定のもとで、低迷する東北の観光という課題をテーマに据えたPBL型科目を開講しています。講座では、観光を持続可能なまちづくりや地域資源の保全に活かす方法について、多くの専門家を招いての講義やグループワーク、実地調査等で学びます。また、2017年度からは北都銀行の寄附のもと、グローバル環境でのリーダーシップとマネジメントについて社会の実事例を交えながら学ぶ実践的な科目を開講しています。

ゆきんこ頭巾をかぶった高橋 のどかさんと友人の写真

フィールドワークで訪れた秋田県横手市のかまくら館にて。右が高橋さん。

フィールドワークでは、秋田の観光面における問題と魅力を肌で実感することができました。地元の人たちや観光業界で働く方々との交流、プレゼンテーションを通して、観光を盛り上げるということは一筋縄には行かないということも痛感した一方で、この講座でしか味わえない秋田の良さを体験し、秋田のために何ができるかを真剣に考える良い機会となりました。

高橋 のどか Nodoka TAKAHASHI
2017年秋 JAS385「遺産観光論:持続可能な東北観光」を履修

3. 英語教育の改革

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)
イングリッシュビレッジ

高校生とグループワークをする留学生の写真 高校生と話す留学生の写真

小中高校生を対象とした、「英語で英語を学ぶ」イングリッシュビレッジを開講しています。講師となる本学の学生(大学院生、学部生、留学生)は、事前に担当教員からトレーニングを受け、英語で小中高校生向けに授業をするという経験から、自律的かつ能動的に学習する姿勢を身に付けています。秋田県内の児童・生徒に限らず、県外の小中高校生も参加しており、国際教養大学というグローバルな環境の中での英語学習を楽しんでいます。

ティーチャーズセミナー

ティーチャーズセミナーの写真 小学生向けの授業を行う先生と留学生の写真

秋田県内外の小中高等学校の英語教員を対象とした、ティーチャーズセミナーを開講しています。ティーチャーズセミナーでは、「英語で英語を教える」ことの原理的理解、実践的教授法、クラスマネジメントなどについてのワークショップを実施します。本学がこれまで培ってきた英語教育の実践的方法論を社会に還元し、初等・中等教育の現場でグローバル人材の育成を促進することを目的とした、リカレント教育としての機能を果たしています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

4. 海外大学とのパートナーズプログラム

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

きりたんぽ作りを体験している留学生たちの写真 日本研究プログラムの授業中の写真

本学が短期留学生向けに提供しているパートナーズプログラムは、本学の教員と海外大学の教員が共同で開発した日本研究プログラムです。2017年度は、2つの短期プログラムが開講されました。

「上級日本語・秋田学冬期集中プログラム」では、オーストラリア国立大生が大都市圏とは異なる日本社会を秋田で体験しつつ、秋田の気候風土、歴史、伝統工芸、祭り、食文化や少子高齢化と過疎化の問題などを学びました。

「日本歴史探訪セミナー」では、米国ウィリアム&メアリー大生が参加し、秋田を出発点として青森、京都、長崎、東京と日本の歴史を追いながら現地で講義を受け、日本史を実体験しました。

William MADGWICKさんの写真

This course has just been an incredible experience. It has not only expanded my knowledge of the Japanese language, but is has given me confidence to speak in front of people. In my opinion, each topic that we covered in class helped me broaden my understanding of Japanese culture, particularly Akita’s culture. Furthermore, the various places we went to in Akita complimented the course content very nicely. One of the things that was a really memorable experience was the homestay in Shiraiwa, especially participating in the Touka-Sai (Illumination Festival). Helping setting up, participating in the festival and also the celebration afterwards made me feel like we had become members of that small community for a while.

William MADGWICK
The Australian National University
2018年冬 JPL472「上級日本語・秋田学冬期集中プログラム」を受講

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

5. テーマ別ハウスによる24時間リベラルアーツ教育

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

Japanese Nature & Culture Houseの報告会の写真

学生寮や学生宿舎は、これまでは学生生活を支援する生活の場としての「生活寮」として考えられてきましたが、本学ではこの「生活寮」を「教育寮」に換え、寮生活の中でもリベラルアーツ教育を行うことができるよう、テーマ別ハウスを導入しました。特定のテーマのもと集まった日本人学生と留学生とがハウス(学生宿舎)で1学期間の共同生活を行い、それぞれのテーマに基づいた活動に取り組んでいます。2018年度は、Japanese Nature & Culture House、Nihongo House、Fitness Houseの3ハウスを開設しています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援