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~インタビュー~ ピーター・マッキャグ副学長

9月1日に本学の副学長に就任したピーター・マッキャグ氏はアメリカ・ニュージャージー州出身で、2歳からフロリダ州で過ごし、大学では、東アジア研究、大学院では言語学を学んだそうです。日本語は20歳から勉強し始めたとのことですが、とても流暢な日本語でインタビューに応じてくださいました。

 

ピーター・マッキャグ副学長

ピーター・マッキャグ副学長

先生は日本語が大変お上手ですが、そもそも日本語を学ぼうと思ったきっかけはなんですか?
大学に入学した当初は建築家志望でした。その頃はまだ、日本と言えば遠いアジアにある国というイメージでした。

大学進学時に、初めてプリンストンの駅を降りたとき、重そうな荷物を持った私に手を貸してくれたのがアジア人の女性でした。私は思わず「日本人ですか?」と尋ねたら、その方は中国人の方で、「大学で日本人と中国人の違いを学びなさい。」、と言われました。これをきっかけに、大学で東アジア研究の科目を取るようになりました。学んでいくにつれて、非常に興味を持ち、2年生の時に専攻を東アジア研究に変更しました。

 

 

初めて日本を訪れたのはいつですか?
大学卒業後、一度はアジアに行きたいと思い、「Princeton in Asia」というプログラムで日本に渡りました。約4年間、国際基督教大学(ICU)で助手として勤めました。しかし、英語教育の専門的な知識もなかったため、さらに知識を深めたいと思い、米国のジョージタウン大学の大学院に進学し、応用言語学を学びました。その後日本に戻り、再びICUで教鞭をとり、それから26年間日本に居ました。ちょうどその頃、鈴木学長とも出会いました。

秋田の印象をお聞かせください。

自然が豊かなところが気に入っています。また人々がとても温かいと感じました。実は私が初めて知り合った日本人は秋田県出身の方でした。今でも連絡を取り合う仲なので、近いうちに訪れたいと思っています。

休日はどんなことをして過ごすことが多いですか?

趣味は絵を描くことや写真を撮ることです。オフィスを整えたら、近いうちに、自分が描いた絵を飾りたいと思っています。ガーデニングや自転車なども好きです。今度、お気に入りの折りたたみ自転車で、AIUの周辺を散策してみたいです。

最後に、副学長としての目標を教えてください。

AIUの理念を実現できる環境を鈴木学長と共に作っていきたいです。AIUは国内では高い評価を得ていますが、世界トップレベルの大学になるためには良い教員を国内外から集めることが不可欠です。外国人にとって日本の雇用制度は複雑で、日本で教えることは簡単なことでありません。そのため、外国人の立場から、教員の雇用環境を整えていきたいと考えています。

 

【マッキャグ副学長が撮影されたお写真】
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