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2017年度秋季国際教養大学入学式を挙行
9月1日(金)、本学 Suda Hall にて2017年度秋季入学式を挙行しました。国際教養学部25名、海外からの留学生180名、専門職大学院8名、合計213名の新入生とそのご家族が出席し、堀井 啓一 秋田県副知事をはじめ、多くの来賓の方々にもご参列いただきました。
鈴木 典比古 学長が新入生に向けて式辞を述べ、「皆さんが飛び込もうとしているこの大学では、世界に、日本に、地域社会に積極的に貢献していくことが期待されています。私達は皆さんの広く深い可能性に期待しています。」「この可能性を実現するためには、好奇心を持ち、自らを鍛練していく克己心がなければなりません。」と激励しました。
続いて来賓の堀井 啓一 秋田県副知事より、「この大学には、秋田からグローバル社会で活躍する人材を輩出したいという、県民の高い理想と夢を傾注してまいりました。その思いは、大学創設から今日まで、そしてこれからも変わることはありません。」「皆さん、一人ひとりの夢の実現につながることを心からご祈念申し上げ、私からの祝辞といたします。」との温かい祝辞をいただきました。
その後、ギャップイヤー入試を経て入学した山本 拓海さんが学部新入生を代表して、スピーチを行いました。本学合格までの過程やアメリカでの短期留学の経験、そしてギャップイヤー期間中の活動でのエピソードを交えて、挑戦し続けることの大切さと、国際教養大学での意気込みを語ってくれました。
「諦めなければ、必ず良いことが起こります。」「私たちは、世界中から集まった、高い志を持った学生です。異なる道を歩んできて、異なる言語を話し、異なる生活様式や考え方を持っています。そのために時には苦労もあるでしょう。」「数年後、私たちは国際教養大学から世界に羽ばたきます。」「今日、私たちは、その第一歩を踏み出しました。」
次にスピーチを行った大学院新入生代表のブライデン・オブライアンさんは、以前、短期留学生として本学に在学していました。
「国際教養大学は、多くの機会と経験を与えてくれました。卒業生のために地元の酒蔵と一緒に特別なボトル作りをしたこと、竿燈まつりで演技をしたこと、地域の学生に英語を教えたこと、幅広い経験を通じて、自分には秋田に戻り、この素晴らしいコミュニティと一緒に活動するという大きな義務があるように感じました。」「自分が大学院を卒業する時までに、この大学そして秋田のコミュニティに対し、何かしらの良い影響を残したいと強く願っています。」
最後に、渡辺 玲子 特任教授によるヴァイオリンの祝賀曲演奏により、入学式は厳かに幕を閉じました。
9月4日(月)から、いよいよ秋学期の授業が始まります。
※実際の式辞やスピーチは英語で行われていますが、ここでは要約して日本語訳を掲載しています。