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カセサート大学(タイ)とのPBL中間発表会を開催
1月28日(月)、カセサート大学(タイ北東部・サコンナコンキャンパス)と協働で実施しているPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)の中間発表会を学内で開催しました。
本科目は、2017年度から開講している「日本とタイにおける持続可能な地域発展の研究」のPBLで、今回は『生薬』と『伝統医療』を共通テーマに取り上げています。タイ国内での活動に先立ち、1月20日から約1週間、カセサート大学の学生6名と本学の学生4名が2グループに分かれ、県南部の美郷町と羽後町を訪れました。現地では生薬栽培による地域活性化の取組について行政機関や生薬栽培農家での聞き取り調査を実施しました。
この調査結果を踏まえた中間発表会では、美郷町、羽後町で栽培する生薬の種類やその特徴のほか、2町における共通点・相違点も挙げ、栽培農家が抱える後継者問題への対応策や観光に関連付けた広告の打ち出し方などについて発表しました。
なお、このPBLは、3つの段階から構成されています。各大学単位で実施する事前地域研究学習を皮切りに、第2段階の秋田で行う実地学習フィールドワーク、そして、第3段階としては、2月下旬から3月上旬にかけ本学学生がタイを訪問し、カセサート大学の学生とともに日本とタイの2カ国間の地域比較研究を行う予定です。