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AIU TOPICS

2022.10.03AIU 生 Watch

私の留学レポート:韓国・梨花女子大学 〜魚屋 結香さん(3)〜

国際教養大学では1年間の留学が必須となっています。語学留学ではありません。専門科目を現地の学生と共に履修し、本学での卒業単位の一部として認められる必要がある、「本気」の留学。学生が、それぞれ深めたい学問分野に応じて200以上ある海外提携大学の中から選択します。この「私の留学レポート」は、今まさに留学中の学生に、現地の様子や留学中の挑戦を、自分の言葉でレポートしてもらう企画です。

今回は、韓国に留学中の魚屋 結香(うおや ゆいか)さんのレポート第3弾をご紹介します。

  • 魚屋さんのレポート一覧はこちら
  • これまでの「私の留学レポート」シリーズはこちらからご覧ください。
博物館にあるレトロな通りでの魚屋さんの写真

国立民俗博物館にある「思い出の通り」にて。

留学先で経験した大怪我

前回のレポートにも書いたのですが、私は放課後や週末を利用して、ソウルにあるダンススタジオでバレエを習っていました。実は、そこでのレッスン中にアキレス腱を切る大怪我をしてしまいました。留学の2学期目が始まったばかりの頃の出来事でした。異国の地で入院をして、手術をして、松葉づえを使って生活するなんて夢にも思っていませんでした。しかし海外保険に入っていたおかげで、病院の手配から治療の支払いまで全て現地の保険会社の方がしてくださり、病院に通訳の方もいらしたので安心して治療を受けることができました。また、今までは一刻も早い対面授業の再開を願っていましたが、今回ばかりは教室まで行かずとも受講できるオンライン授業のありがたさを実感しました。

雪化粧した広場の写真

寮の窓からの景色

たくさんの人たちの支えのおかげでやり遂げられた留学生活

慣れない土地、文化、人に囲まれながら生活をしていると、あらゆる場面においてストレスや不安を感じやすくなると思います。私も最初の頃はレストランに入る時でさえ、すごく緊張していました。その状況下で、日本で生活している時にも経験したことのない大怪我にも冷静に対処し、その後の不自由な生活も乗り越えた自分の姿を振り返ると、今まで知らなかった自らの強さを確認でき、より自分に自信が持てるようになりました。一時期は早期帰国を考えるほど心も体も辛い時があったのですが、現地の友だちや保険会社の方、両親、国際センターの職員の方のサポートもあり、無事に留学を終えることができました。しかしあの時、より多くの現地の友だちがいれば、率直に助けを求め、もっと楽に、安心して生活できていたと思うし、怪我をきっかけに友だちと交流できる機会が減ることもなかったのではないかと後悔している部分もあります。

カフェの入り口の写真

大学近くのお気に入りのカフェ

現地の言葉で楽しく会話できた経験が教えてくれたこと

留学中は英語だけでなく、韓国語で授業を聞いたり、日常生活でも韓国語を使ったりする機会が多かったので、韓国語での会話も以前より自然にできるようになりました。現地で出会った人たちは親切で優しい方ばかりで、実際にその人たちと韓国語で楽しく会話することができた経験は、「もっと上手に、たくさんの人と話せるようになりたい」「これからも交流を続けたい」と思えるきっかけになりました。留学するまでは自分が勉強してきたことが実際に役立つのか確信が持てなかったのですが、1年の留学を通して、日本語、英語、そして韓国語を理解できることの強みやそれを活かした将来のキャリアへの可能性を感じることができました。これからも勉強を続け、仕事として英語や韓国語を使えるレベルまで成長するのが今後の目標です。

高層ビルの写真

あるラジオの収録を見に、放送局に行きました。

留学中の自分の安全を守るために、今できることを

AIUでは留学前に受講必須の「留学セミナー」というものがあり、その中で留学に必要なほとんどの情報を知ることができます。しかし、私の場合は留学が近づくにつれて、出発前の手続きのことで頭がいっぱいになり、留学先での生活についての留意点にあまり意識を向けることができなくなっていました。あのとき、留学中のもしもの事態にどう対処するべきかをきちんと整理し、シミュレーションができていれば今回の怪我のときにも、もっと良い行動がとれたのではないかと後悔が残っています。これから留学に行かれる方は、留学セミナーの中で「自分に関係のない話は一つもない」と思って、一つひとつの講義を大切に受けてください!また、くれぐれも留学中の怪我には注意してください!

学食のプレート写真

コスパ最高な学食!

国際センターから一言

辛かった体験をレポートに綴ってくださってありがとうございました。一時は毎日の買い物もままならない中で「帰国したい」と気持ちが沈んでいた魚屋さんが、手術後の抜糸やリハビリも順調に進み、少しずつ気持ちも上向き、強さや頼もしさも備わって行く様子が私にも伝わってきました。辛いことも乗り越えられた魚屋さんの今後の活躍が楽しみです。

国際教養大学ではコロナ禍で2年間、対面での交換留学が実施できませんでしたが、日本の入国制限緩和に合わせて今年5月以降、留学生の受け入れを再開しています。
英語版ウェブサイトでは、そんな留学生たちの本学での留学体験記を「Student Voice」として紹介しています。オンライン留学の期間も含めて、定期的に更新していますので、ぜひこちらもご覧ください。