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テーマ別ハウスの4月の活動レポート

国際教養大学ではキャンパス内に、授業以外の場でも学生が自らの視野を広げられるよう、「テーマ別ハウス」を導入しています。「テーマ別ハウス」では同じテーマに関心のある学生たちが同じ学生宿舎に居住して活動します。2023年度のテーマ別ハウスは以下の4つで、春学期の参加者は学部生36名、短期留学生25名、大学院生16名の計77名です。

学生たちが教室に集まり総会に参加している写真
3年ぶりのテーマ別ハウス「Student Assembly(学生総会)」の様子

  • Nihongo House 日本語ハウス
  • Russian (Slavic) Language & Culture House ロシア(スラブ)言語文化ハウス
  • Migration House マイグレーションハウス
  • Well-being House ウェルビーイングハウス

コロナ禍では、「バーチャルテーマ別ハウス」としてオンラインで活動していましたが、今年春からは対面でのテーマ別ハウスが復活しました。

今年4月に行われた活動について、参加した学生からの報告をご紹介します。

日本語ハウス

食事をしながら日本語で会話する学生たちの写真
「Happy Monday(日本語会話テーブル)」の様子

イベント名:Happy Monday(日本語会話テーブル)
場所:カフェテリア

大学院生:佐藤 萌花さん

「Happy Monday」は、日本語会話イベントです。日本人と留学生が色々なテーマについて日本語(または英語など)で会話をします。4月は日本語ハウスのメンバー同士に限定し、3年ぶりにカフェテリアで対面の「Happy Monday」を行うことができました。今回のテーマは、「ゴールデンウィークの予定」でした。最初は自由に席についてもらい会話をしましたが、次のセッションでは誕生日順に席についてもらうなど、色々な人と会話を楽しむことができました。

マイグレーションハウス

プレゼンテーションに耳を傾ける学生たちの写真
「Australian Migration Night」の様子の写真
イベント名:Australian Migration Night
場所:つばきヴィレッジ 多目的ルーム

交換留学生:WATTS Ebony Carolineさん

私は、オーストラリアの歴史教育を専攻とし、オーストラリアや韓国の高校生に教えてきた経験があります。「Australian Migration Night」では、イギリスの侵略から現在の難民問題まで、オーストラリアの移民の歴史を簡単に説明し、それらが「オーストラリアのアイデンティティ」にどのように関係しているかについてレクチャーを行い、皆さんに理解を深めてもらいました。そしてオーストラリアの料理や音楽、ダンスについても学び、楽しんでもらいました。

今回のイベントに参加した全員から、「イベントを楽しめた」「多くのことを学んだ」との声がありました。また、イギリスの植民地化以前、オーストラリアには700を超える固有の言語グループが存在していましたが、現在はほとんど残っていないことについて、参加者の皆さんが驚いていたのが印象的でした。そのあと、オーストラリアで定番のおやつであるフェアリーブレッドやパブロバのデコレーションを楽しみました。

オーストラリア料理に使用する食材を見つけるのはとても難しく、ほとんどのスーパーではアメリカやイタリアの料理の食材しかないように思います。これは、日本に移住する多くの人々にとって大きなハードルの一つだと思います。

※実際のコメントは英語ですが、ここでは要約した日本語を掲載しています。

ウェルビーイングハウス

「Yoga Session」の様子
「Yoga Session」の様子
イベント名:Yoga Session
場所:講堂

ウェルビーイングハウスアドバイザー 長沼 奈絵子先生

第1回目のヨガでは、インストラクターの鍵谷 美波さんの自己紹介から始まり、参加者全員にこれまでのヨガの経験を話してもらいました。その後、鍵谷先生のわかりやすく親切な指導のもと、参加者全員が楽しく30分間のヨガを体験し、心身ともにウェルビーイングを高めることができました。

※実際のコメントは英語ですが、ここでは要約した日本語を掲載しています。