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私のオススメ授業紹介：日本伝統文化 Ⅰ：茶道（生川 奈々絵さん）
国際教養大学（AIU）の際立った特長の一つが「すべての授業を英語で開講していること」です。ただし、本学は「英語を学ぶ大学」ではありません。「英語で学び、英語で考える大学」です。
また、本学は一貫して少人数教育を徹底しています。教員と学生のコミュニケーションの機会を増やすことにより、自ら考え、意見を主張できる能力を磨いてもらうことを目的としています。
この「私のオススメ授業紹介」では、学生自身が「おもしろかった！」「ためになった！」「ぜひ受験生のみなさんにも学んでほしい！」と思った授業を、学生自身の言葉で紹介する企画です。
今回は生川 奈々絵（いくかわ ななえ）さんのオススメ授業をご紹介します。
皆さん、こんにちは。生川 奈々絵です。今回紹介するオススメ授業の第2弾は「日本伝統文化 Ⅰ：茶道」です！
科目情報
- JAS115 日本伝統文化 Ⅰ：茶道
- 教員：千葉 加恵子 准教授
- 単位数：3単位
「まったく新しいこと」に挑戦する貴重なチャンス！
受験勉強を乗り越え、憧れの大学生活。でも、年を重ねるにつれ自分が全く知らないこと、経験のないことってどんどん少なくなっている気がしませんか？そんな中で心機一転、未知の世界へ飛び込んでみたい！と考えている人、ぜひ茶道の授業を履修してみてはいかがでしょうか。お作法や文化的側面まで丁寧に教わることができる授業を通して、新しいことを学ぶ楽しさや日本文化の素晴らしさを改めて実感することができますよ。
オススメポイント
留学生が多い！
日本文化を直接体験できるこの茶道の授業は、留学生にとても人気の科目です。私が履修していたときはクラスの半数が留学生でした。普段留学生と話すチャンスがあまりないなと感じている人も、授業内のグループワークやペアワークを通して留学生と関わる機会が自然と増えますよ。四季折々の和菓子やお茶の感想で盛り上がったり、日本文化について一緒に学んだりすることで皆さん自身が得られることもたくさんありますし、やはり自分の国の文化を楽しんでくれている姿は見ていて嬉しいものです。
本格的な経験ができる！
茶道に関して何も知らないし、お道具も持っていない・・・と不安に思う人もいるかもしれません。実際、私も茶道未経験者で、知識も何もない状態でスタートしました。しかし、茶道に使う道具は一式貸してもらえますし、千葉先生はイチから茶道について教えてくださいます。加えて、千葉先生は様々なお菓子を持ってきてくださるので、今まで洋菓子ばかり食べていた私も和菓子の素晴らしさや楽しさに気づくことができました。さらに、自分専用のお茶を貰えるので自宅でも茶道が楽しめますし、友だちや家族に振る舞うこともできるようになると思います。
授業であると同時に癒やしの時間になる！
茶道の授業は3単位が取得できる授業であり、卒業に必要な日本文化の選択科目としても扱われているため、学ぶことはたくさんあります。しかし、静寂な空間で自分を見つめ直し、日本文化に能動的にふれ合うことで、私にとっては癒やしの時間になっていました。畳の間でお茶の香りに包まれて、ゆったりと流れる時間に身を任せる有意義な時間を過ごすことができました。課題の量も他の3単位の授業と比べるとそこまで多くはないと思うので、普段授業に追われ忙しい日々を送っている人にとっては、癒やしの時間になるオススメの科目です。