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テーマ別ハウスフェアを開催

国際教養大学ではキャンパス内に、授業以外の場でも学生が自らの視野を広げられるよう、「テーマ別ハウス」を導入しています。「テーマ別ハウス」では同じテーマに関心のある学生たちが同じ学生宿舎に居住して活動します。

テーマ別ハウスの活動に参加するメンバーは1学期間の共同生活を行い、テーマに沿ったイベントの企画・運営に取り組みます。この「テーマ別ハウス」の取り組みは、キャンパス内での生活もリベラルアーツ教育の一部として捉え、日常生活の中でも自らの力を高めていくことを目的としています。

学生会館に集まり展示を見る学生たちの様子

10月25日(水)、学生会館でテーマ別ハウスフェアを開催しました。10のテーマ別ハウスから約50名の学生が自分たちのハウスの活動や魅力を紹介しました。フェアでは2023年度のハウスの紹介と、2024年度に向けた新規ハウスのリクルートが行われました。

2023年度に活動しているテーマ別ハウスは以下の4つです。

  • Nihongo House(日本語ハウス)
  • Russian (Slavic) Language & Culture House(ロシア(スラヴ)言語文化ハウス)
  • Migration House(マイグレーションハウス)
  • Well-being House(ウェルビーイングハウス)

それぞれのハウスに所属する学生たちが、これまでの活動紹介を行いました。

学生たちと担当教員の写真
日本語ハウスの学生たちと担当コーディネーターの嶋 ちはる准教授
肩を組んでポーズする学生たちの写真
マイグレーションハウスのメンバー
学生たちの写真
ウェルビーイングハウスのメンバー

また、2024年度春学期に向けて、学生からは新たに以下のハウステーマが発案されています。

【発案された新規のテーマ別ハウス】

  • Anime House(アニメハウス)
    主な活動・目的:アニメを楽しみながら外国語を学び、留学生との文化的な交流も深める
  • Bicycle House(自転車ハウス)
    主な活動・目的:自転車で一緒に出かけたり、自転車のメンテナンス等のノウハウを共有して交流を深める
  • Criminal Justice House(刑事司法ハウス)
    主な活動・目的:刑法に関わる問題についてAIUコミュニティに知ってもらい、そうした問題を身近に感じて他の社会問題とのつながりを見出す
  • Germanic & Romance Language House(ゲルマン・ロマンスハウス)
    主な活動・目的:ゲルマン・ロマンス言語に慣れ親しむ場を提供し、楽しみながらゲルマン・ロマンス言語が話されている国・地域に関する理解を深める
  • Indigenous House(先住民学ハウス)
    主な活動・目的:ハワイやその他の国・地域の先住民族の文化について理解を深めながら、多様な文化を受け入れ、そうした文化の価値観を共有する
  • Lego House(多言語学習ハウス)
    主な活動・目的:レクチャーやイベントを通してAIUの外国語科目以外の言語にも触れて、言語学習の側面からリベラルアーツを学ぶ

テーマ別ハウスの設立には最低6名の応募が必要であり、今後の申し込み状況によってハウスの継続または設立が決定します。新規のテーマを発案した学生たちがハウス設立の実現を目指し、概要や設立後の活動計画について参加者にプレゼンテーションをしました。
※現段階では2024年春学期のハウス継続および設立は未定です。

ウクレレなどを持ってポーズを取る学生たちの写真
先住民学ハウスの発案メンバー
アニメハウス、自転車ハウス、刑事司法ハウスのパネル展示
幅広いジャンルのテーマが発案されました
多言語学習ハウスの説明をする学生
発案したメンバーの学生が募集活動に力を入れていました
本を持ってポーズを取るゲルマン・ロマンスハウスの学生たち
ゲルマン・ロマンスハウスの発案メンバー

また、2024年度春学期からはテーマ別ハウスの運用ルールが変更となり、各ハウスのメンバーは最大12名に限定されることになりました。併せて、テーマ別ハウスに参加するメンバーは「Gender Neutralユニット」(居住フロアを性別で区別しないユニット)に居住します。1つのハウスのメンバーがGender Neutralユニットで共同生活することで、よりスムーズに、より活発にハウスの活動や運営ができるようになり、居住一体型学修環境の質を高めることを目的としています。

今後も学生たちが主体的に運営するテーマ別ハウスの活動をお知らせしていきます。これまでのテーマ別ハウスの取り組みはこちらからご覧ください。