すべての構成員の多様性が尊重されるような環境づくりを―「性の多様性に関する基本方針と対応ガイドライン」を策定

国際教養大学は、2024年4月に制定した「AIU Core Values（本学の構成員である学生・教職員の行動指針）」の柱の一つとして「Embracing Diversity（ダイバーシティと共に歩む）」を掲げ、本学の構成員は、自身と他者の尊厳を守るため、全ての構成員の多様性が尊重されるよう取り組むこととしています。

またこれに合わせ、本学の構成員が、人間の性が多様であることを認識・尊重し、性的指向や性自認等にかかわらず、その個性と能力を十分に発揮できる環境を実現するため、「性の多様性に関する基本方針と対応ガイドライン」を策定しました。

ガイドラインの中では、理解促進に向けた啓発のため、学生に対しては、新入生オリエンテーション等の機会に、教職員に対しても、FD・SD（教職員向け研修）において「性の多様性」をテーマとして取り上げることを盛り込んでいます。実際に、2024年4月5日（金）には、新入生オリエンテーションの中で、外部講師を招いたセッションが「Gender Diversity Orientation」と題して実施されました。

本学の制度や施設等は、完全に整っているものばかりではありませんが、今すぐに解決できないことについても、対話により未来志向で取り組むことで、より一層包摂的な環境づくりを進めてまいります。