茶道部が卒業茶会を行いました

6月16日(日)、本学公認団体の茶道部で講師をしてくださる千葉 美保子先生の自宅の茶室にて卒業茶会を開催しました。2024年春学期をもってAIUでの課程を修了する大学院生3名が主催し、これまでの部活動の集大成として裏千家流風炉点前を披露しました。また、その他の10名の茶道部員は客として茶会に参加しました。

茶会を始める前には、集まった部員で茶会用の和菓子「練り切り」を手作りしました。

今回、スポーツ安全協会の助成を受けたことで、卒業茶会という形で、卒業を控える部員がこれまでの活動の成果を披露する機会を持つことが叶いました。いつもの和室とは異なる正式な茶室で練習の成果を発揮し、他の部員と茶を楽しむ時間を持てたことは、茶道部員としての最後の茶会に相応しい機会となりました。卒業する部員だけでなく他の部員たちも、茶室への入り方、歩き方などの所作、茶会への参加の仕方、加えて貴重な茶器などの道具の取り扱いについてなど、学内の和室での稽古では学べないことを多く吸収していました。

茶会に参加した学生からは次のような感想が聞かれました。

・今までの部活動の集大成として茶室でバッチリ決めていた先輩方がかっこよかったです！

・部活の稽古はお点前の練習を中心にしていますが、茶会では、お点前と共に茶道に関する知識も得ることができました。普段目にすることのできないような茶器を使ってお茶をいただけたのはとても貴重な経験でした。

・卒業茶会での雰囲気は穏やかで、心地よいひとときを過ごすことができました。手作りのお菓子は、一つ一つ丁寧に作られており、その繊細な味わいが茶会の特別な雰囲気をさらに引き立てていました。また、卒業生によるお点前の所作の美しさに心が和みました。今後もこのような機会を大切にしていきたいと思います。

※本学では、すべての学生公認団体にスポーツ安全保険の加入を義務付けており、今回の活動はスポーツ安全協会の助成金を活用して行われました。