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お知らせ

2021年度春学期の学部学生の受け入れについて

学生の皆さんへ

去る1月9日から11日にかけて約90名の新入生をキャンパスに迎え入れ、久々にグローバルヴィレッジの部屋の窓に明かりが灯りました。緊急事態宣言、そして記録的な大雪の中での入寮でしたが、今のところ感染者は出ておりません。学生の皆さんとご家族の方々のご理解とご協力に心から感謝いたします。

さて、今日は2021年春学期の皆さんのキャンパスへの受け入れについてお知らせいたします。結論から申し上げますと、キャンパスの寮・宿舎に受け入れるのは2021年度の新入生、2020年度入学の学生、2019年度秋入学の学生とします。部屋は一人一部屋(こまち寮、さくらヴィレッジはバス・トイレ共有部分あり)の使用とし、PCR検査と1週間の経過観察措置、各種感染予防対策を徹底したうえでの受け入れとなります。2021年度の新入生は義務寮となりますが、健康上の理由等からキャンパスでの居住に不安を感じる方については個別相談に応じます。10月のメッセージでもお知らせしたとおり、本学は新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら段階的により多くの学生を受け入れていく予定ですが、現在のわが国の感染状況と本学の学修・居住一体型キャンパスの特殊性を考えると、4月から全員を受け入れ、ルームシェアをしながら生活することを現時点では決定できないことをご理解ください。

上級生の皆さんのことを思うと大変心苦しい決断ですが、3年生にはこれから留学やインターンシップ等のチャンスがあります。4年生は長引きそうな就職活動を自宅からできる側面もあります。また、来年の春にはきっとキャンパスで卒業式ができるでしょう。

春学期の講義形態は「対面授業」、「パラレル授業(対面とオンライン授業の並走)」、「オンライン授業」を各科目の履修状況等に合わせて柔軟に提供します。各科目の講義形態は3月上旬を目処にお知らせします。また、上級生の中には秋田市内にアパートなどを借り、本学に通いながら授業を受ける方もいるかと思います。その方々は履修する講義にもよりますが教室での対面授業参加も可能です。

本学では引き続き、皆さんの健康と命を優先するとともに、就職活動や卒業に向けて支障のない学修プログラムを提供できるよう臨機応変に対応して参ります。同時に一日も早く皆さん全員をキャンパスにお迎えできるよう、様々な努力を継続して参ります。共々にこの非常事態を乗り越えるため、皆さんのご理解、ご協力をどうかよろしくお願いいたします。

国際教養大学 副学長 熊谷嘉隆