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国際教養学部

2021年4月、国際教養大学が変わります

2つの課程を1学科3つの領域に再編

現行

国際教養学部

  • グローバル・ビジネス課程
  • グローバル・スタディズ課程

設置構想中

2021年4月〜

国際教養学部

国際教養学科新カリキュラム

  • グローバル・ビジネス領域
  • グローバル・スタディズ領域
  • グローバル・コネクティビティ領域

「新たな価値を創造する人材の育成」

学長写真

国際教養大学は、2004年の開学以来、「国際教養教育」をカリキュラムの核とし、「グローバル・ビジネス」と「グローバル・スタディズ」の2つの課程を提供してきました。異なる時代・社会・生活・文化が交ざりあうグローバル社会において、確固たる「個」を確立し、活躍できる学生を育成する上で、この2課程は、普遍的で不可欠なものであります。しかしながら、時代の変化が一層著しくなるこれからの社会において、新たな価値を創造していく人材を輩出すべく、この度、カリキュラムの再編を行うこととしました。

2021年度からは、これまでの2課程制を1学科制とし、「国際教養学科」のもと「グローバル・ビジネス」、「グローバル・スタディズ」を「領域」として再編し、そこに科学と人間社会の接続性を学ぶ「グローバル・コネクティビティ領域」を新たに加え、さらに、現在、社会が直面している大きな潮流に呼応した「新しい科学技術・社会創造」と「持続可能性」の切り口(分野)が拡充されます。

この度の再編によって、一層の学際的学習が可能となり、我々が直面する複雑かつ流動的な諸問題に対処する上で必要な多角的分析力と総合的判断力が涵養されるとともに、学んだことを現実の課題発見・解決に結びつける仕組みを導入することにより、応用力と実践力を備えた人材の育成を進めます。

本学における学びは、時代のニーズに適応した魅力あるものになることを確信しております。皆さんの入学と、本学での成長を楽しみにしております。

学長写真

新たな3つの専門領域

新専門領域 教養専門科目群 より高度な国際・学際教育を通じた課題発見・解決力を醸成 GC:グローバル・コネクティビティ領域 GB:グローバル・ビジネス領域 GS:グローバル・スタディズ領域

GB

グローバル・ビジネス領域

グローバル化の進展により各種企業活動は拡大・複雑化の度合いを増しています。変化が加速し、不確実性が増している現代において、企業が社会に有用な財・サービスを持続的に提供していくためには、地球・地域ニーズを的確に把握しつつ戦略を策定しなければなりません。本プログラムでは、これに対応すべく経済およびビジネスを中心に広く学際的な教育を提供し、創造力、批判的思考力、そしてグローバルな視点を備えた人材を育成します。

科目紹介
組織行動論
ビジネス社会や企業活動の多くは、現実には組織としての決定や動きの中で行われています。本科目では、組織を構成する個人の行動や動機付け、個人と集団の関係など、人間行動と心理に関する視点を学びます。予測不能な変動の時代を生きるグローバル・リーダーを考える上で有益な視点を得ることもできるでしょう。
マーケティングと数量分析
モノを生産しただけでは、販売することはできません。複雑性を増す激動のビジネス社会で、顧客が本当に求めているニーズを把握することが大切です。本科目では、消費者の行動や市場に関するデータを分析する基本を学びつつ、それを販売戦略に生かすことを目指します。こうした手法は、企業だけでなく地域社会の様々な活動等で応用されていくでしょう。
国際財務管理
グローバルな企業活動を把握して、経営戦略の策定をするには、企業の資金調達や運用、企業を取り巻く国際金融市場全体の動きを正しく理解していることが求められます。さらに、金融を学ぶことは、不確実性やリスクへの対応の方法を学ぶことでもあります。こうした知識は、ビジネスや経済学に関する各専門分野を学ぶ上で必要となります。

GS

グローバル・スタディズ領域

モノ、ヒト、カネは国境を超え激しく流動しています。さらに冷戦構造崩壊後の世界は一層混沌とし、EUの再編、難民数の増大、保護主義の台頭、そして気候変動に代表される地球規模の環境問題等、我々は未だかつてない複雑な課題群に直面しています。本プログラムでは、グローバル社会、政治学と国際関係論、そしてサステナビリティの三つの切り口を通して、激動のグローバル社会を生き抜く上で必須の広範な知識、文化的感性と分析力を備えた人材を育成します。

科目紹介
グローバル化時代における社会的課題
グローバル化が進展する今日の世界には、数えきれないほどのさまざまな社会問題が存在しています。本科目では、一つの国家や地域に焦点を当てるのではなく、格差や貧困、環境、人の移動、宗教・イデオロギー、ジェンダー等、世界各国・地域、更には全地球的規模で発生している問題について理解を深め、その解決策について議論を試みます。
国際安全保障
我々は依然として、紛争の絶えない国際関係を目の当たりにしています。どうして国や民族は武力を用いて争うのか。どうしたら国際社会は紛争の無い安定的な国際秩序を作ることができるのか。この科目は、過去に起こった紛争を例として、紛争が生じる原因を様々な角度から分析することを目的とします。そして、紛争の無い国際関係を構築するためにはどうするべきか、学生一人一人が解決策を考えていくことを目的とします。
持続可能な未来
現在、我々は幾何級数的人口増加に伴い、エネルギー、鉱物、水、食料資源の枯渇といった人類の生存を根本から脅かす課題群に直面しています。さらに気候変動による異常気象の頻発、感染症の拡大なども深刻化し、将来世代の存続を真剣に検討しなければならなくなっています。このような状況に対応すべく国連は17からなる持続可能な発展目標を掲げ、マクロ・ミクロレベルでの対応を各国政府が主体となって取り組んでいます。本科目では持続可能な未来構築に向けて何をどのように理解し、そして何をすべきかを多元的側面から学びます。

GC

グローバル・コネクティビティ領域

人類は有史以来、コミュニケーション手段としての言語を発達させつつ、より多くの人々との交流を重ね、さらに多様な文化も創造しながら、大きく複雑な社会を構築してきました。一方、現代では、人間同士の交流や各種情報伝達におけるインターネット等に代表される情報科学技術の果たす役割が増大し、さらに、AI(人工知能)などの技術革新が我々の生活、そして社会に大きな変化をもたらしつつあります。本プログラムでは、人、文化、コミュニケーションなどの人文科学的科目群と人工・拡張知能に代表される最先端技術に関する科目群を共通土俵で学習することにより、両者における接続性(コネクティビティ)を学びつつ、各種技術革新が人類の未来に果たす役割は何か、その哲学的・社会的意義と向き合える人材を育成します。

科目紹介
人工知能と人類
ゲームから自動車の運転、悪性腫瘍の診断から犯罪者の有罪判決まで、AIは人々の日常生活や社会でますます重要な役割を担いつつあります。 この科目では、AIの情勢と進化、そしてAIがもたらす影響を探ります。「インテリジェンス」とは何かについての哲学的思想に関する文献を読み、考え、議論することから始め、知的活動を実現しうるテクノロジーの検証、そしてこの分野のさらなる進歩への最新アプローチや課題について学びます。
コミュニケーションと演劇
コミュニケーションには言語要素と非言語要素が必要です。この科目では体験的学習法を用いて環境、社会、文化、言語、デジタルの視点からグローバルなテーマを取り扱います。演劇を体験することによりグローバル市民について学ぶとともに創造的なタスクに協力して取り組むことで、効果的なコミュニケーションが取れる人材を目指します。英語でのコミュニケーションにて、自然に堂々と対応できるスキルを身につけます。
日本先史考古学演習
「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に推薦されることが決まるなど、近年、縄文文化の世界的価値が見直され始めています。縄文時代の考古学の理論と実践について取り上げる本科目は、PBL(課題解決)型の手法を用いて行われるものです。一万年にも及ぶ縄文時代と過去の気候変動に関する講義や、少人数チームによるグループワーク、秋田県内の縄文遺跡での発掘調査を通して、学生は日本列島の先史時代と過去、現在とを比べ、さらに未来を見通すグローバルな視点を学びます。

入学から卒業までの流れ

「入学後、学生はTOEFLの結果に応じてEAPI、EAPII、EAPIII、又はEAPブリッジ・コースにクラス分けされる。EAPIII又はEAPブリッジ・コースを終了すると、基礎科目群(グローバル研究概論、コンピュータ・リテラシー、キャリア・デザイン、留学セミナー等)及び教養基盤科目群の科目を履修する。所定の単位取得後、学生たちは教養専門科目群と呼ばれるグローバル・ビジネス、グローバル・スタディズ、又はグローバル・コネクティビティの各領域のいずれかで、より専門的な科目を履修していく。この過程で、学生には1年間の海外留学が義務付けられている。その後、総合セミナーを経て、学生たちは卒業し、就職や大学院進学などそれぞれの道を進んでいく。」

2021年4月、国際教養大学は学科新設を予定しています。文部科学省への設置申請等により内容が変更となる場合があります。