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お知らせ

春学期からの履修等に係るQ&Aを掲載【在学生向け】

※提携校からの交換留学生向けの情報は別途お知らせします。

在学生の皆さんへ
保護者の皆さまへ

3月19日に、本学鈴木典比古学長より、新入生の2020年春学期入寮を見送るとともに、授業開始日を4月20日に延期し、2020年春学期はすべてオンラインによる遠隔授業で実施するという方針が示されました。

今年に入ってから猛威をふるっている新型コロナウイルスは、現在も収束の目処が立たず、クラスター感染が最も危険であると指摘されているのはご存知の通りです。本学のように、日本のみならず世界各地から学生が集まり、800人以上が24時間集団生活を送る学修・居住一体型キャンパスでは、このクラスター感染のリスクが通常の大学に比べて極めて高いと言わざるを得ません。1人でも罹患者が出た場合は、全ての授業を急遽中止し、罹患者が接触したと考えられる学生、教職員をすべて隔離すると同時に、使用した教室、寮、食堂等を閉鎖するなどの措置をとる必要が生じます。国際教養大学にとって最も重要なことは、皆さん一人ひとりの安全の確保であり、次に確実な学習機会の保障です。本学が打ち出すあらゆる対策は、ここを基点にしていることをまずご理解いただきたく思います。

2020年春学期の科目をオンライン方式でのオンライン開講としたのは、本学で学ぶ皆さんの科目履修、留学、卒業、就職に支障を来さないことを目的にしたものです。「学びの質」ついての不安もあると思いますが、オンライン授業であっても着実に力を身に付けられる方法を準備して授業を開始しますので、心配は無用です。

新型コロナウイルスは、全世界を不安と混乱に落とし入れていますが、こうした苦難を乗り越え、むしろ糧とする能力を備えた人材こそが、AIU生が目指すべき姿であることを心に留め、高い志を持って学びを進めてください。

皆さんから様々な問い合わせをいただいています。以下に想定される質問をQ&Aの形でリストアップしましたのでご覧ください。リストは、随時更新し、新たな疑問にも答えていく予定です。

なお、留学中のAIU生については、状況がそれぞれ異なることから、その対応については別途学生に通知いたします。

国際教養大学 副学長 熊谷嘉隆