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ウクライナ支援イベント「わたしたちにいまできること」を開催しました【秋田県内4大学連携協力事業】

11月5日(土)、秋田県内の国公立4大学の連携協力事業として、ウクライナ支援イベント「わたしたちにいまできること」を開催しました。

秋田大学、秋田県立大学、秋田公立美術大学、国際教養大学の有志学生25名が、5月からオンラインでのミーティングや勉強会を重ね、ウクライナのためにできることを形にしたいと企画した取り組みです。

イベントには100名を超える方がご来場くださり、会場および各大学で事前に行った募金活動により、76,355円を国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に寄付することができました。

五来さんが壇上で発表している写真
ポーランドでウクライナ支援ボランティアに参加した本学学生、五来 夏鈴さんの体験談発表
学生によるオーケストラ演奏の写真
学生団体による音楽パフォーマンス
講演会場の写真
堀江 正伸氏(青山学院大学教授)による特別講演「国際人道支援システムと今後の課題」
学生たちがいくつかのグループに分かれて座っている討論会の写真
「日本は積極的に難民/避難民を受け入れるべきか」をテーマとした学生討論会
ポスターが掲示されている展示会場の写真
世界の難民問題に関する展示

プロジェクト代表を務めた渡部 満絢さん(本学学生)のコメント

ウクライナ侵攻は、自分が生まれてから実際に目にする戦争の中で一番大きなものの一つだったので、何か自分でも行動したいと思い、プロジェクトに参加しました。また、AIUのコミュニティは、似た考え方を持つ人が多くてとても居心地がいいですが、同時に視野が限られてしまうので、他大学の学生たちと交流する機会を持つことで、新しい視点や刺激を得たいと思いました。

このプロジェクトは、学生主体で一から企画し、チャリティーイベントを行うことも学生たちで決めました。それぞれの大学の個性を活かすことができると思ったからです。秋田大学の学生は難民についての知識を基に展示文の作成を、国際教養大学の学生は展示文の英訳や募金活動、ウクライナの郷土料理等の販売を、秋田県立大学の学生は学生討論会の進行を、秋田公立美術大学の学生はデザイン全般を担当し、メンバーの想いを詰め込んだイベントにすることができました。

プロジェクトを進行していく上で一番大変だったのは、他大学とのリモートでの連携です。各大学のスケジュールが異なり、イベント当日までほとんど対面で会うことができなかったため、オンラインツール等を活用して意見交換を重ねながら、半年間準備をしてきました。リモートでスムーズな意思疎通を図るのは想像以上に難しいことでした。しかし、当日は自分たちの予想を上回る盛況ぶりで、企画当初から目標としていた来場者数と寄付金額を達成することができました。

小さな力かもしれませんが、このイベントが少しでも来場者の方々や秋田に住む人々の世界情勢への関心を高めることに繋がったら嬉しいです。

学生たちの集合写真
4大学のプロジェクトメンバーの学生たち

本イベントにご参加・ご協力いただいた皆様、心からお礼申し上げます。