学生活動スペース「Student Cabin」が完成！

8月31日（木）、学生活動スペース「Student Cabin」の完成セレモニーを開催しました。Student Cabinは、2010年度から学生が懇親を深める場の一つとしてキャンパスの敷地内に設置されましたが、コロナ禍以降は経年劣化もあり利用を中止していました。コロナ禍前の活気が戻ったキャンパスではこの度、建て替え工事を行い、再び学生たちのStudent Cabinが帰ってきました。

完成セレモニーには、モンテ・カセム学長、小野 正則事務局長、長沼 奈絵子学生部長、RA（※）の学生2名が参加しました。長沼学生部長からは「卒業生の中には、Student Cabinで過ごした仲間との時間がAIUでの一番の思い出だ、と話す人もいるほど、Student Cabinは学生たちにとって大事な思い出の場所、大事な役割を担う場所です。これからも先輩、後輩の垣根を越えて、互いに交流を深める場として大いに活用されることを願っています。」と、完成への喜びのメッセージがありました。その後、参加者によるテープカットが行われ、最後にStudent Cabin入口に飾られた看板をデザインした、本学学生の柏木 裕美子さん（2023年度夏卒業）からのメッセージが読み上げられました。

※RA：レジデント・アシスタント（Resident Assistant）。大学キャンパス内居住者の生活が快適になるように行動し、居住者同士のコミュニケーションが活発に行われるような環境を築くためのサポートをしています。

柏木 裕美子さんからのメッセージ

この度はStudent Cabin（以下、Cabin）の看板をデザインさせていただき誠にありがとうございました。

私が入学した時はコロナ禍でCabinもキャンパスも閉まっていて、Cabinに足を踏み入れたことのない私がCabinの雰囲気を掴むことができるのか少し不安でした。どこから雰囲気を掴もうか悩んだところ、先輩たちの思い出話に辿り着きました。先輩の話を聞くと、絶対一度は話題に挙がる「Student Cabin」。先輩たちと話していると、Cabinという言葉が出るたびに笑いに続き、面白い話がどんどん出てくるところを何度も聞きました。そこで、AIU生の心に一生残る思い出を作るCabinはAIU生活の青春の象徴と言っても過言ではないと思いました。この看板もその思い出やその思い出を語る先輩たちの明るい顔を思い出しながらデザインしました。

この思い出を受け継ぐため、Cabinを体験したことのないAIU生も先輩たちが話してるような一生に残る思い出をこれから作って欲しいなと思っています。

看板のデザインには、文字の中から人が挨拶しているように、友情を深めつつ、新たな友情が実る場所になればいいなと願いを込めました。

短く濃い、AIUでの大学生活を存分に楽しんでください！

Student Cabinは、今後もAIU生にとって青春の時間を過ごす思い出の場として大切に受け継がれていくことでしょう。