留学セミナーでNHK解説委員長・河野憲治氏に講演いただきました

11月29日（月）、学内向けの留学セミナーにてNHKの解説委員長を務める河野 憲治氏に「海外メディアは日本をどう伝えているのか（Perceptions of Japan in Foreign Media）」というテーマでオンライン講演いただきました。

留学セミナーとは

留学の心構えや出発準備等の手続きについて学ぶ本学の授業のひとつです。海外が初めての学生も、この授業を通して留学のいろはを学びます。

河野氏はNHKの記者として米国やイランでの支局長や「ニュースウオッチ9」のキャスター、アメリカ総局長などを歴任されています。講演ではその豊富な海外経験から、国や地域によって日本という国やその国民に対するイメージが異なっていることや、そのイメージの形成に果たす歴史的な背景やメディアの役割について、個人的なエピソードも交えながら語っていただきました。

本学では1年間の留学が必修となっており、2022年1月からは新型コロナウイルス感染症の影響で中断していた派遣留学が再開される予定です。河野氏の実体験に基づいた講演に、学生からは

留学に行くにあたって、留学先の文化や風習について調べるばかりで「日本がどう見られているのか」という視点を持てていなかったためいい気づきの機会になった。

メディアの、とりわけ日本と諸外国の関係を考える第一線で活躍されている方の話が聴けた、貴重な機会だった。日々のニュース以外からも多角的に物事を知ることの重要性を再認識した。

などの声がありました。