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THE世界大学ランキング日本版2022で教育充実度1位、国際性6位、総合17位にランクイン

3月24日(木)、「THE世界大学ランキング日本版 2022」が発表され、本学は昨年に引き続き、Engagement(教育充実度)の分野で1位を獲得したほか、Environment(国際性)では6位、総合では17位にランクインしました。

2017年から行われているこのランキングは「教育力」に着目し、日本の大学の真の実力を世界へ発信するもので、英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」と、株式会社ベネッセホールディングスが共同で調査・公表しています。

教育充実度は高校教員による評判調査のほか、授業における発言の機会など、学生が自分の大学の運営・教育においてどれほど積極的に関わることができるかなどを問う在学生アンケートの結果を指標化したものです。本学における基本的な授業形態である、少人数でのディスカッション形式の授業などが引き続き評価されたと考えています。

すべて英語の少人数授業

国際性についてもランキング開始以来1位を獲得してきた本学ですが、今年は6位と振るわない結果となりました。国際性はキャンパス内にいる外国人留学生の割合や、留学中の日本人学生の割合などが主な評価指標となりますが、本学では新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年春以降、新規の交換留学生の受け入れができなかったことが今回の結果に大きく影響したと考えられます。ただ、今年1月からは留学派遣を再開したほか、日本政府による入国制限の緩和に伴い、外国人留学生の受け入れも2022年度からは再開できる見通しです。

感染症拡大に伴い、オンライン留学等の代替手段を講じて教育の質を維持する努力をしてきたこの2年間は、本学にとってはオンラインでの新たな教育の可能性を発見する機会であったとともに、多文化が共生する本来のキャンパスが、いかに学生の人間的成長を支える大事な環境であったかを改めて痛感する期間でもありました。今なお予断を許さない状況が続きますが、本学の教学理念である国際教養教育を堅持し、進化させるべく今後も取り組んでいきます。

多文化共生のキャンパスライフ

THE世界大学ランキング日本版2022の詳細は、同ランキングの公式ウェブサイトをご覧ください。

ランキング公式サイト

2022年3月31日更新:留学に出発した日本人学生の割合は2019年度の数字がランキングの算出で使用されていることから、不正確だった一部文言を修正しました。