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テーマ別ハウスの6月の活動レポート
本学では、授業以外の場でも学生が自らの視野を広げられるよう、学びのテーマを設定したAIU独自の学生アパート群「テーマ別ハウス」を導入しています。
2022年度春学期は、新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、原則オンラインとする「バーチャルテーマ別ハウス」を開催していますが、一部対面活動も再開しています。
企画した学生たちからの活動報告という形で、6月に行われた3つのイベントをご紹介します。
【AIハウス】特別講演イベント「AI University」 #1開催
今年度から活動を開始したAIハウスでは、6月17日(金)に「AI University」と題したイベントを開催しました。このイベントは、毎回特別ゲストをお招きしてAIに関するトピックについてお話しいただく講義と参加者同士のディスカッションからなるシリーズ企画で、1回目となる今回は「Machine Learning 101」というテーマのもと、本学教員で情報学が専門のフローラン・ドメナック教授が機械学習について講義しました。
イベント当日はハウスメンバーのほか、学生3名と磯貝副学長が参加。講義の中で、ドメナック先生は複雑で難しい機械学習の定義やその仕組みなどをAI初心者でも理解しやすいように身近な例を用いて説明し、参加者は皆、興味深そうに先生の話に耳を傾けていました。今後も、AIUコミュニティに向けてAIに関する理解を深められるように、本企画を継続していきます。
続く第2回AI University は7月9日(土)にオンラインで開催され、ゲストスピーカーとして大阪公立大学大学院医学研究科 放射線診断学 研究員のShannon Walston氏をお招きし、医療分野におけるAIの活用についてお話しいただきました。こちらは7月の活動報告でご紹介します。
(嶺岸 菜音)
【日本語ハウス】World Language Day開催
「World Language Day」 は日本語ハウスが毎週開催している日本語会話テーブル「Happy Monday」の特別版として開催したもので、チェコ語、フランス語、ロシア語、日本語の4つの言語について、言葉や文化に触れることのできるイベントです。
イベントはオンライン会議サービスZoomを使って行われ、日本語を除く言語ごとのブレイクアウトルーム(※)では、それぞれの母語話者たちが自己紹介の仕方、簡単で役立つフレーズ、各国の文化について紹介し、参加者も一緒に発音練習をする、という20分ほどのセッションを3回行いました。
参加者からは、「今まで触れてこなかった言語を楽しみながら学ぶことができた」「発音練習が楽しかった」という声が聞かれました。
また、発表者からは、「回数を重ねるうちにプレゼンテーションがうまくなった」「自分の言語を紹介する機会ができて良かった」「参加者が積極的に発音練習に参加してくれて楽しかった」という声が聞かれました。
(髙桑 舞)
【ロシア言語文化ハウス】 「ろしあごであそぼ」開催
ロシア言語文化ハウス(通称「ロシアンテーマハウス」)では6月27日(月)に「ろしあごであそぼ」と題してロシア語やスラブ圏の文化に親しむオンラインイベントを開催し、テーマハウスメンバーに加え5名の学生が参加しました。
参加者ははじめにロシア語の非常勤講師として本学で教壇に立つ中田スベトラーナ教員からロシア語などについての簡単なプレゼンテーションを聴いたあと、ブレイクアウトルーム(※)に分かれて、テーマハウスメンバーが講師役となって、ロシア語でのあいさつや名前の書き方など、基本的な表現を学びました。「Спасибо(スパシーバ、ありがとう)」「Понятно(パニャートナ、分かりました)」「Хорошо(ハラショー、良いですね)」の3つがとても便利です!
今回のイベントを通して「ロシア語に興味を持った」と伝えてくれた学生がいたことが印象的でした。また、ブレイクアウトルーム後には留学生への質問タイムを作ったこともあって、ロシア語のネイティブスピーカーである留学生と交流する良い機会にもなりました。
次回以降の「ろしあごであそぼ」では、ロシア語でのコミュニケーション練習を増やすだけでなく、開催方法をオンラインから対面に切り替えていく予定です。このイベントがAIU生にとってロシアをはじめとしたスラブ圏の言語や文化を学ぶきっかけになるよう、これからも継続して活動していきます。
(前田 衣織)